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【酒よし肴よしの新名店 用賀「大どころ」】若大将が繰り出す技アリ料理。心躍る、呑んべえのための"台所"

  • 2026.3.19

2026年日本酒dancyu「出会えてよかった!心ふるえる酒」特集では、選りすぐりの日本酒を、気の効いた料理と共に味わえる注目の新店をピックアップ。今回は用賀「大どころ」をご紹介します。

【酒よし肴よしの新名店 用賀「大どころ」】若大将が繰り出す技アリ料理。心躍る、呑んべえのための"台所"

■居酒屋以上、割烹未満。若大将のセンスにうなる、ちょうどよい料理と日本酒

「ずっと居酒屋をやりたかった」という店主の宮田大さん。店名には自分の名前に、“みんなの台所のような場所にしたい”という思いを掛けた。カウンター席から見える厨房の風景は賑やか。とにかく楽しませたい若大将は、丁寧に手を動かしながらも、お客と会話することを忘れない。

カウンター席
カウンター席
店名
店名
日本酒
日本酒

料理はずばり、居酒屋と割烹のいいとこ取り。刺身は質だけでなく、ホスピタリティーにも感動する。客同士が気を遣わぬよう、料理はできるだけ一人前ずつに分けて出す。これぞ必殺“銘々盛り”。店を出したら、絶対にやると決めていたらしい。

刺身盛り合わせ
刺身盛り合わせ

「炭の香りは調味料」と断言する通り、香りをまとった炭火焼きの肉や魚は、熟成酒の燗が進む。締めの土鍋ご飯は、山わさび×和牛しぐれ煮という、食材合わせのセンスが面白い。「今は漬物とレバーペーストのつまみを考えていて」と目を輝かせる若大将。うんうん、それもすごく酒に合いそうだ。

本日の焼き魚
本日の焼き魚
和牛しぐれ煮と山わさびの土鍋ご飯
和牛しぐれ煮と山わさびの土鍋ご飯
春菊の手ごねつくね
春菊の手ごねつくね

19歳で居酒屋に目覚め、20代は焼肉店、焼鳥店、炉端焼き店とさまざまな店で腕を磨いた。「日本酒の師匠に、試飲するときは料理を思い浮かべて、口の中を食べている最中と同じ状態にもっていけ、と言われていました」と、独特な方法で舌を鍛えたエピソードもある。

店主の宮田大さん
店主の宮田大さん

宮田さんが長年温めてきた居酒屋イズムを詰め込んだ、夢の台所。今夜は何が味わえるだろうか。


◇店舗情報

「大どころ」
【住所】東京都世田谷区用賀4-9-20
【電話番号】03-6432-7290
【営業時間】17:00~22:00(L.O.)
【定休日】不定休
【アクセス】東急田園都市線「用賀駅」北口より4分


文:井上麻子 撮影:三東サイ

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