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職場のグループチャットで新人をイジる先輩の投稿を、部長がスクショして人事に提出して...

  • 2026.3.19
ハウコレ

新しい職場で頑張ろうと思っていました。でも、毎日のようにグループチャットに晒される自分のミス。笑いのスタンプ。誰も助けてくれない日々。これは、一人で耐え続けていた私に、思いがけない味方が現れたときの話です。

新人として必死だった毎日

入社したばかりの私は、早く仕事を覚えようと必死でした。先輩方に迷惑をかけないよう、メモを取り、何度も確認し、それでも失敗してしまう自分が情けなかったのです。

ある日、コピー機で紙詰まりを起こしてしまったとき、職場のグループチャットに通知が届きました。

「今日もコピー機詰まらせたw もう何回目w」

先輩からの投稿でした。すぐに笑いのリアクションがいくつも並びます。私は何も言えず、ただ苦笑いのスタンプを返すことしかできませんでした。

逃げ場のない日々

先輩の投稿は続きました。電話対応で言葉に詰まった日、お客様にうまく説明できなかった日、そのたびにグループチャットで報告されるのです。

「また電話対応ミスったらしいw ほんと使えないww」

誰かが止めてくれるかもしれない。そう期待しても、グループには沈黙が流れるだけでした。休憩室で一人になったとき、涙が止まらなくなることもありました。

でも、新人の自分が声を上げれば、もっと居づらくなるかもしれない。そう思うと、ただ耐えるしかなかったのです。

そっと見守っていた人

ある日、部長から声をかけられました。何かミスをしたのかと身構える私に、部長は穏やかな声で言いました。

「最近、大丈夫か。つらかったら言っていいんだぞ」

突然の言葉に驚いていると、部長は続けました。

「グループチャット、俺もずっと見てた。あの投稿は全部スクショして、人事に出した」

部長はグループ内で一度も発言したことがありませんでした。だから存在すら忘れていたのです。でも、ずっと見ていてくれた。私の苦しみに気づいてくれていた。その事実を知ったとき、張り詰めていたものが一気に緩んで、涙があふれ出しました。

そして...

先輩には処分が下され、後日、正式な謝罪を受けました。

「見ている人は見ている」部長のその言葉が、今も私の支えになっています。

あの経験があったからこそ、私は周囲の人の小さな変化に気を配れるようになりました。今では後輩の相談に乗ることも増え、「話を聞いてくれてありがとう」と言われるたびに、あのとき声を上げられなかった自分を少しだけ許せる気がするのです。

一人で抱え込まなくていい。そう伝えられる先輩になりたいと思っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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