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10時間睡眠にペン100本で最難関試験に合格!元スキー全国王者の大学4年生の勉強法は

  • 2026.3.18

キャンパスライフに欠かせない学食で、友人と食事をしている男子大学生。
2026年度、司法試験に合格した大学4年生の村瀬裕矢さん(21)です。

国内最難関とされる司法試験に2026年度、北海道内の大学4年生・村瀬裕矢さん(21)が合格しました。その勉強法、そして素顔とはどのようなものなのでしょうか。

その試験の難しさについて、村瀬さんが通う札幌学院大学法学部の神谷章生学部長は「なかなか普通はとれない資格。人生かけて合格できるかという試験」だと話します。

札幌市内にある、村瀬さんの自宅にお邪魔しました。
村瀬さんは「ほとんど自宅でずっと引きこもってやっていた」と振り返ります。

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司法試験を受験するには4年制の大学を卒業した後、さらに2年または3年、法科大学院に行くルートと、だれでも受験が可能な予備試験に合格する2つのルートがあります。

予備試験の合格率は3%前後と超難関ですが、村瀬さんはこの予備試験を経て司法試験に合格しました。

ペン100本を使い切る熱量

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村瀬さんが勉強法について教えてくれました。

「論証集(教材)を自分で作った。予備校の論証集だと文が決まっていて、接続詞も選べないので、自分の流れで吐き出したい。本番で書きたい。大事なところを基本書から引っ張ってきた」

教材は手づくりです。
全部が大事だということで、非常に熱量のこもった仕上がりになっています。

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「個人的に緑が好きなのと、目に優しい色で好きで使っている。ここまでで100本くらい使った」と、村瀬さんは話します。

2年間、毎日10時間

さらに、ブツブツと唱えて暗記をします。

村瀬さんは、「不動産に関する物権の変動の対抗要件…」と口に出しながら知識を定着させていきました。

3月の試験合格まで、2年間、毎日10時間、勉強に向き合いました。
一方、家族は、村瀬さんの思いを意外な形で知ることになったといいます。

優勝直後の「引退宣言」

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父・博史さん(61)は、当時の驚きをこう語ります。

「高校卒業までは一生懸命スキーに打ち込んでいたが、インターハイの北海道予選で優勝してそのインタビューで『僕はもうスキーは高校で辞めます』と」

5歳からアルペンスキーに打ち込んだ村瀬さん。高校では、全国優勝する実力の持ち主でした。

なぜ、頂点に立ちながら別の道を選んだのでしょうか。

「やっぱり自分より速い選手たちが周りにいっぱいいて、自分の限界が少しずつ見えてきたので、大学4年間は貴重な時間なので、スキーよりは別の時間に充てたほうが自分の人生のプラスになるんじゃないかと」

村瀬さんは決断の理由をそう話します。

10時間睡眠のこだわり

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勉強以外にも、村瀬さんにはこだわりがありました。それは「睡眠」です。

「最初はうつ伏せで1分ぐらいしたら上体を起こした方が寝やすかった。朝起きたら、必ずベッドメイキングをする。ルーティン化でなにも考えずに行動できて、自然とすぐ机に向かえる」と村瀬さんは語ります。

毎日10時間の睡眠をとることも、合格のカギとなったといいます。

大学初の快挙

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札幌学院大学で、在学中の司法試験合格は今回が初めての快挙です。

法学部の橘井雄太講師は、「本当に勉強熱心で、自分の足で前にひたすら進んでいく、そういう学生でした」と評価します。

友人の小林龍聖さん(22)は、村瀬さんの様子をこう振り返ります。

「彼ならやってくれると思ってました。富士山に行く途中にバスで移動したが、彼はその2時間も無駄にせず歴史の本を読んでいたのは印象に残っている。話しかけちゃだめだなと思って…」

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村瀬さんは、自身の描く将来についてこう語ります。

「仕事に対する熱量を誰よりも持って、依頼者にも信頼される、一目置かれる弁護士になりたい」

弁護士を目指す村瀬さんは、司法修習も始まります。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年3月6日)の情報に基づきます。

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