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Newデザイナー、Newファッション! Vol.2 ジョナサン・アンダーソン/ディオール

  • 2026.3.18
Getty Images

2026年春夏より、ディオール史上初となるウィメンズ、メンズ、クチュールすべてのクリエイティブ ディレクターに就任したジョナサン・アンダーソン。伝統への深い共鳴をベースに、彫刻的なシルエットやジェンダーの境界を溶かす感性でトレンドの発信源となっている彼のキャリアに迫ります。

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プロフィール

1984年生まれ、北アイルランド出身。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業。
2008年:自身のブランド、JWアンダーソンを設立。
2013年:ロエベのクリエイティブ ディレクターに就任。
2025年:ディオールの全ライン(ウィメンズ、メンズ、オートクチュール)を統括するクリエイティブ ディレクターに就任。

ディオール2026年春夏 Getty Images
ディオール2026年春夏 Getty Images

デザインの特徴

ジェンダーレス
男性がスカートを履き、女性が構築的なテーラリングを纏うなど、性別の枠を越えたシルエットを提示し続けています。

キュレーションの視点
ジョナサンは服を単なる布ではなく、彫刻やアートとして捉えています。陶芸や編み物、伝統工芸といった異分野の技法を巧みに取り込み、ファッションを文化的文脈の中で再構築しているのです。

ウィットとシュルレアリスム
カエルのクラッチバッグや卵のヒールに代表される、日常的モチーフを非日常へと転換する知的な遊び心を常にまとっています。

ディオール2026年秋冬 Getty Images
ディオール2026年秋冬 Getty Images

成功のきっかけ

ロエベの変革者
“パズル”バッグをはじめ複数のヒットアイテムを生み出し、老舗レザーブランドをカルチャー性と商業性を兼ね備えたメゾンへと転換させました。

ラグジュアリーの“文化財”化
ロエベ クラフト プライズを創設し、職人技や現代美術を支援。ラグジュアリーを消費の対象ではなく、文化的資産として提示する姿勢を明確にしました。

前人未到の受賞歴
2015年、英国ファッション・アワードにおいて史上初となるメンズ・ウィメンズ両部門をダブル受賞。さらに2023年以降、同賞を3年連続で受賞する快挙を達成。

ディオール2026年秋冬 Getty Images
ディオール2026年秋冬 Getty Images

ディオールでの最新動向(2026年時点)

メゾンの名品を現代的に再解釈し、随所にジェンダーレスな感性を注入したファーストコレクションが店頭に並び始めています。なかでも、リボンを編み込むように造形されたバッグ“ディオール ボウ”は、次なるアイコンの有力候補!

© DIOR

※この記事は、2026年3月18日時点のものです。

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