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今季初出場の品田愛斗、試合後に小林監督から「もっとやらなきゃいけない」次節は古巣のFC東京戦

  • 2026.3.15

[明治安田J1百年構想リーグEASTグループ第6節、ジェフユナイテッド千葉 0-2 横浜F・マリノス、3月14日、神奈川・日産スタジアム]

千葉は横浜FMに0-2で敗れ、今季初となる連勝を飾れなかった。

MF品田愛斗は2点ビハインドで迎えた後半35分からボランチの位置で途中出場。ケガの影響で今季初出場となった背番号44はコンディションを上げる必要性を口にしつつ、古巣戦となる次節FC東京戦に向けて意気込んだ。

指揮官からしった激励のパフォーマンス

逆転への一手として投入されたが、ミッションは遂行できなかった。

千葉は前線から激しいプレッシャーをかけてくる横浜FMの守備に苦戦し、なかなか思うように前進させてもらえず。2得点を先取される厳しい状況のなか、小林慶行(よしゆき)監督は後半35分に品田とMF安井拓也をボランチの位置で投入した。

品田は「拓也くんは、自分がアンカーのポジションを外れたときとかに、いいタイミングで顔を出してサポートしてくれるすごく気の利く選手。守備の強度も出そうとしている姿勢がすごかった」と背番号41とのコンビで攻撃を活性化させようと奮闘した。

中盤でボールを受ければ長短を組み合わせたパスでチャンスを演出しようと試みたが、ゴールにはつなげられないまま0-2で敗れた。

攻撃面での貢献を期待されていたなかで悔しい結果となったが、品田自身は守備面での課題を口にする。今年1月ごろに負傷し、出遅れた背番号44はこの日が今季初出場。ケガから復帰して間もないからこそ、コンディションを上げていく必要性を語った。

「フィジカルの部分がまだまだですし、100パーセントでやってるつもりでも、奪われた後に戻れなかったりしていた。みんながやっていることをできない選手が試合に出るのはダメなことだと思う。

前を向いてから相手を剥がして展開したり、背後に落とすボールを見せたとしても、その分最終ラインからの陣形コンパクトに保つために、ラインを上げなきゃいけない。その部分で個人としてもチームとしてもハードワークする必要があるし、自分の目の前の相手にこぼれたボールに対して強く行けるフィジカルや、コンディションを作らないといけません」

試合後、小林監督からは「もっとやらなきゃいけない」としった激励を受けた。「当然だと思います」と指揮官からの言葉を受け止めた品田は課題の克服に努める。

古巣戦を前にした品田は…

次節は中3日でFC東京との連戦を控えている。昨季に古巣である同クラブから完全移籍で千葉に加入した品田にとっては、自身の成長した姿を披露するチャンスだ。アカデミーからトップチームに昇格したFC東京では、リーグ戦20試合出場と、思い描いていた活躍はできなかった。

背番号44はこの日の敗戦を受け止めつつ、「FC東京戦の前のタイミングで復帰できたのは、目ぐり合わせだと思う」とすぐさま照準を次に合わせる。

「ある意味、FC東京は自分が通用しきらなかったクラブですし、規模でいったらビッグクラブ。天皇杯でもやりましたが、ここ数年は『いつか対戦するんだろうな』というくらいで、あまり戦う実感や感覚をつかめていませんでした。やっぱり憧れのあるクラブなんだと思いますし、個人的に楽しみです」

古巣戦への意気込みを語った背番号44だったが、その姿にどこか違和感を覚えた。例えば、この日の横浜FM戦が古巣戦となったMF津久井匠海のようなギラギラ感があまり感じられなかったのだ。

横浜FMの生え抜き選手である津久井から対戦への強い思いを聞いていたからこそ、似たような境遇の品田の回答は淡々としすぎているようにも思えた。その理由を聞くと、品田らしい答えが返ってきた。

「個人的には勝ち負けよりも先に、チームとしてやらなきゃいけないことをやるべきだと思います。そのためにしっかりと準備をして、ジェフというクラブが FC東京に比べて『この部分では絶対に勝っている』というストロングを、チームとして見せたいんです」

もちろん静かな闘志は燃やしているのだろうが、多くは語らない。品田は自身の因縁や想い以上に、まずはチームとしてのタスクを遂行すると語った。

取材・文:浅野凜太郎

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