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定時帰宅「あなただけ先に帰ったら感じ悪いでしょ」仕事がないのに残業する先輩たち…新卒OLが絶望した同調圧力【作者に聞く】

  • 2026.3.13

新卒で入った会社でパニック障害と適応障害を発症し、ニートになるまでの体験を描いたけろちゃんさんの漫画が反響を呼び、『とりあえず生きてる! ~新卒1年目で心を病んだニートが社会復帰した話~』として電子書籍化された。今回は本作のなかから、ブラックな職場で上司から浴びせられた理不尽な言葉について紹介する。

自分の仕事を終えて定時で帰っていた著者は、ある日突然上司から「あなたのせいで社内の空気が悪くなっている」と告げられる。呆然としていると、さらに「あなただけ先に帰ったら感じ悪いでしょ」と理不尽な業務を追加されてしまうのだ。当時の職場は「定時で帰る」という概念自体が存在していなかったという。同期はその空気を察して残業していたが、なかには仕事がないのにおしゃべりをして残っている人も多く、著者は「それは許されるのか」と給料泥棒のように感じていたと明かす。自分らしくいようとするほど社会に溶け込めず、定時で帰る目につく存在が空気を悪くしていると同調圧力を受けたのだ。

このころから転職を意識し始めた著者は、母親とのトラブルもあり実家を出る決意をする。頼れる家族もおらず複数のペットを連れていくため、多少オーバーなくらい余裕を持って200万円を貯めてから辞めようと考えていた。しかし、お金は健康な心と体があってこそ稼げるものだ。今思えば、心身が壊れる前に退職届を出していればよかったと激しく後悔していると当時の悲痛な胸の内を語ってくれた。会社が合わないことを悟った著者の波乱万丈な実体験に、今後も注目したい。

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