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90代・団地でひとり暮らしの多良美智子さん「声だけは元気に!」誤嚥予防にもなる発声練習

  • 2026.3.12

90代・団地でひとり暮らしの多良美智子さん「声だけは元気に!」誤嚥予防にもなる発声練習

2020年にお孫さんと始めたYouTube「Earthおばあちゃんねる」は登録者数17万人超。お元気シニアの代表として多くのシニア世代に支持される多良美智子さんの現在は。著書『90年、無理をしない生き方』(すばる舎刊)から一部抜粋して、月2回通っている教室の話。

声だけでも元気よくしようと心がけています

体が弱っても、声だけは元気よく出したいと思っています。暗い声だと、周りを心配させてしまうので。

声に元気がある、力があると言われることがありますが、歌を歌っているからかもしれません。

月2回通っている歌の教室では、初めに発声練習をします。まずは体操をして筋肉をほぐし、ピアノに合わせて10分ほど声を出していきます。これがすごくいいのです。

教室が終わってから、先生に「発声練習が大好きなんです」と言ったら、「わあ、うれしい! 発声練習が面倒だと、やらない人もいるのよ」と。もったいないですね。発声練習をした日は、お風呂の中で歌うときも声がよく出ます。

何もしていないとき、テレビの歌番組に合わせて歌おうとしたら、声が出ないことも。発声練習の効果は、絶対あると思います。歌うことで喉の筋肉が鍛えられ、誤嚥予防になるとも聞きます。

歌はヘタだけれど、歌うことは大好きです。歌に集中すると、日頃のわずらわしいことを忘れられます。歌の世界に没頭すると、幸せを感じます。

電話に出る声が元気だと言われます。

第一声に元気がないと、かけた側は心配になります。顔が見えない分、よけいです。

そうした経験が何度かあり、自分はどんなときも元気な声を出そうと思うようになりました。

もちろん、元気が出ない日もありますが、そんなときも声だけは元気に。心がけていたら、習慣になって苦ではなくなりました。

元気な声を出すと、不思議と気持ちも元気になってくるものです。子どもたちの電話にも、心配をかけたくないので元気に出ます。

撮影/林ひろし

※この記事は『90年、無理をしない生き方』多良美智子著(すばる舎刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。
※年齢などの情報は書籍刊行時のものです。

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