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「俺が運転してんだから寝るなよ!」デートでキレる彼。帰り道、私が見た信じられない光景に唖然【短編小説】

  • 2026.3.18

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

自分勝手すぎる「助手席のルール」

少し遠出をしたドライブデートでのことです。

行きは彼の車で、彼がハンドルを握っていました。休日の渋滞に巻き込まれ、車内は沈黙が続いていました。

私がふと、あくびを噛み殺して少しウトウトしてしまった時のことです。

「は? 俺が運転してやってるのに、助手席で寝る気?」

彼は突然不機嫌になり、大きな声でキレ始めました。

「運転してる側からしたら、横で寝られるのって一番ムカつくんだよ。気遣いってものがないの?」

私は慌てて謝り、その後は眠気を覚ますために必死で彼に話しかけ、到着するまでずっと気を遣い続けました。

秒で爆睡する彼と、静かな置き去り

問題は、帰り道です。

「歩き回って疲れたから、帰りの運転は代わって」と彼に言われ、帰りは私が運転することになりました。

そして彼が助手席に乗り込んだ直後、私は信じられない光景に唖然としました。

彼はシートを限界まで倒し、目を閉じたかと思うと、出発してわずか数分で大きないびきをかいて爆睡し始めたのです。

数時間前、「助手席で寝る奴はあり得ない」と私に説教をした本人とは思えない、見事な熟睡ぶりでした。

自分にだけ甘いその神経を疑いながら、私は彼の家の駐車場まで黙々と車を走らせました。

到着してエンジンを切っても、彼は口を開けて高いいびきをかいたまま、全く起きる気配がありません。

その無防備で身勝手な寝顔を見ているうちに、私の中でスッと冷たい感情が湧き上がりました。

私はバッグからメモ帳を取り出し、「助手席で寝るような気遣いのない人とは無理です」とだけ書き殴りました。

そのメモと車の鍵を彼の膝の上に置き、私は静かに車を降りて、そのまま一人でタクシーを拾って帰宅しました。

深夜になってから「なんで置いて帰るんだよ! 起きたら誰もいなくて焦っただろ!」とパニックになった彼から着信が続きましたが、迷わずブロックしました。

ダブルスタンダードを押し付けてくる最低な男を、自分の車の中に置き去りにして見限った、心底すっきりとした夜でした。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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