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翌年も美しく花を咲かせたい!【ミモザの鉢植え】管理のポイントは?

  • 2026.3.9

翌年も美しく花を咲かせたい!【ミモザの鉢植え】管理のポイントは?

「幸せの黄色い花」、ミモザを自宅で育ててみませんか? ここでは、日々の管理のポイントを、初心者にもわかりやすく解説します。

監修
けいすけさん ガーデンデザイナー

花苗や植木に加え、世界中から取り寄せた資材・雑貨を駆使し、庭のトータルコーディネートを行う。「グリーンギャラリーガーデンズ」の個性を生かした空間づくりのエキスパート。

【Garden Designer ch グリーンギャラリーガーデンズ】
https://www.youtube.com/channel/UCiGOUeqC7nDgJ6TfjHlN9-g

管理のポイント

日々の管理こそが、翌年も美しい花を咲かせる近道! はずせない項目をピックアップしました。

カイガラムシ対策

ミモザにはカイガラムシがつきやすいので、とくに葉の裏側に注意しましょう。高温乾燥時につきやすくなるので、葉が乾燥していたら、水やり時に葉までぬらしてあげるのがポイントです。もし発見したら、カイガラムシ用の殺虫スプレーで駆除したり、割り箸などで捕殺するなど早めの対策を。ほうっておくとすす病の原因に。

水はけをよくする

ミモザの栽培は水はけのよい環境がとても大切。ミモザは乾燥に強いイメージがありますが、常緑樹で水ぎれがあまり得意ではありません。土の水分が多いと葉がパリパリになってしまうので、水はけがよい鉢と土で根腐れしないよう注意が必要です。鉢は底に穴が多くあき、水が抜けやすい形状のものがおすすめ。用土は、水はけがよい土を選びます。または、赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜて使用しても。花や野菜用の培養土(元肥入り)は、肥料分が多すぎたり水もちがよすぎるため向いていません。

支柱を立てる

枝や葉が風に揺られて土中の根が切れてしまうと、枯れたり弱ってしまう原因になります。植えつけをしたら、必ず支柱を立てるようにしましょう。

苗と同等の長さの支柱とガーデンワイヤーを準備する。

主幹に沿って、鉢底までしっかり支柱を差し込む。

下からこぶし2個分ほどの位置に、ガーデンワイヤーで支柱と主幹をしっかり固定する。

1点では揺れてしまうため、必ず2点以上結束する。結束時、葉っぱを挟み込まないように注意。

開花後の施肥

肥料は花が終わったあとに与えます。鉢植えの場合、肥料が流されやすいので、定期的に与えることが大切。ミモザは木なので、化成肥料よりも有機質肥料を使うことで、土の中の微生物の栄養が還元されます。また、マメ科の植物は根っこに根粒菌がつきます。この菌は空気中の窒素を定着させ、植物が窒素を吸える状態にしてくれるので、マメ科の植物には窒素肥料を与えすぎると、枝が茂りすぎて、花や実が少なくなるために注意が必要です。そのため、窒素成分が少ないものを選びましょう。肥料は鉢の縁に沿わせるように与えて、肥料の分解が進むよう、軽く土と混ぜ合わせてください。

4月下旬ごろには剪定を

6〜8月ごろには翌年の花芽がつきはじめるので、剪定は5月までに概ね終わらせましょう。花芽ができてから剪定をすると翌年の花が見られません。ポイントは、葉の上で切ること。枝を出したい葉の上で切ることで、切った場所から芽が出やすくなります。また、指の太さ以上の太い枝を切るときは、大きな切り口から枯れ込んでしまい、枝が丸ごと枯れてしまうことも。切り口を保護するための癒合剤を塗りましょう。

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葉の下で枝を残して切ると、余っている枝が黒く枯れてしまうので注意して。

地植えの場合の剪定

地植えだとより感じるバッサリ感!? 8~9分咲きの開花時の剪定は、庭での開花も楽しめて、剪定枝で切り枝やアレンジでもミモザを満喫できる。

撮影/柴田和宣(主婦の友社)
写真協力/青木純子
撮影協力/グリーンギャラリーガーデンズ

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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