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係からは逃げるのに「うちの子もっと目立たせて!」部活の困ったママ。保護者会が出した『現実的な答え』

  • 2026.3.10

子どもの部活動が大きなイベントを迎える時、保護者たちにも出番が回ってくることがあります。そんな時、全く協力的でないのに無茶な要求ばかりする保護者がいたら? 今回は筆者の友人B子の体験談をお届けします。

画像: 係からは逃げるのに「うちの子もっと目立たせて!」部活の困ったママ。保護者会が出した『現実的な答え』

保護者主導の部活動で

B子の娘は小学6年生。活動場所は小学校で、保護者が主体となって運営している吹奏楽部に所属しています。
部内では定期的に保護者会が開かれ、活動内容の確認や会計報告など諸々の話し合いを行なっていました。

ある日の保護者会で、吹奏楽部の一大イベントである「演奏会」の係決めが議題に上がります。
会場の装飾、子どもたちへのプレゼントの準備……。
「全員が何かしらの役割を担わないと回らないわね」
そんな空気が流れる中、やはり「あの人」の姿はありませんでした。

いつも不参加

その人は、同じ6年生の親であるC子さん。
彼女は入部以来、一度も保護者会に参加していません。代表の保護者から何度かメールで連絡しているようなのですが、返信はなく、電話も繋がらない。

それなのに、演奏会が近づくとどこからか聞きつけたのか、信じられないような要望を個別に送りつけてくるのです。
「一番前の鑑賞席で見たいから、席を確保しておいてほしい」
「うちの子がもっと目立つような位置に変えて」
など無茶な要求を主張してくるのだとか。

保護者たちが出した答えは

正直、保護者たちはC子さんに手を焼いていました。
係が負担出来ない事情があるなら予め相談してくれれば、周囲もサポートのしようがあるのですが……。
かといって無碍に扱うわけにもいかず。話し合いの結果、いつしか係決めの際、無理に役割を割り当てて当日欠勤になるリスクを避けるため、C子さんは係の人数に入れないことになりました。その分、「係を担当した保護者の優先枠」などのルールを厳格化し、C子さんからの過度な要求には応じないことで保護者の意見は一致。全員が納得して活動を継続するために、不公平感をなくすためのルールを明確にしたのです。

特定の誰かを責めるのではなく、全員が納得して活動を継続するための「線引き」が必要だと痛感した出来事でした。モヤモヤは残るものの、一番大切なのは演奏会を成功させること。「子どもたちのために自分ができることを楽しもう」とB子は自らに言い聞かせるのでした。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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