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18ホールは長いけどショートコースは不満…休日ゴルフ、どうプレイする?

  • 2026.3.8

スタートの仕方で短く。プレーファストで短く。ゴルフ界にも「時短」の波が押し寄せているが、長いモノを短くするのは多難。その逆は容易であることをご存じだろうか?

時短、時短と騒がれているスポーツ界長いモノを短くするのは多難だが……

18ホールは長いけどショートコースは不満…休日ゴルフ、どうプレイする?
何事も「時短」の傾向にある今、物足りさを感じることもあるのではないか!?

ハローエブリバディ!体を動かすには最高の季節がやってきた。サラッとした風のなか、澄んだ青空の下、気の合う仲間とゴルフをエンジョイするには最高だが、日照時間がまだ短いこの季節、ゴルフは丸1日かかってしまうスポーツなので敬遠されがちなところもある。だって、ゴルフのみで大切な休日の1日が終わっちゃう……。そんなことを解決してくるゴルフ場が注目されている。

その前に、最近のスポーツ界は、時短、時短と騒がれている。たとえば、大谷(翔平)さんが大活躍中のMLBは〝ピッチクロック〞などを導入。プロツアーでもLIVゴルフの売りは時短。54ホールの勝負で、スタートはショットガン方式(全組が一斉に各ホールからスタートする方法)と〝ダラダラやってらんねぇ〜よ〞といわんばかりの試合形式。

ちなみに、コテコテのクラシック形式、最古のゴルフトーナメントの〝全英オープン〞は、初日のトップスタートは6時35分で、最終組のスタートは16時16分と最初と最後で約10時間もの差がある。最終日でもトップスタートが8時30分、最終組は14時30分と、6時間の差はブッチギリで世界最長の試合時間なのだ。まぁ、どっちが正しいとはいえないんだけど。

ただ、たしなんだり、健康のための人たちにすれば、時短は絶対的魅力。これは各国共通のテーマであることは間違いないのだ。現に米国のあるクラブでは、18ホールのチャンピオンシップコースを所有しているにも関わらず、12ホールのコースを新たに作ったり、本格的な9ホールのコースを増設するところが増えている。

日本に存在する9ホールは、ほとんどがショートコースいわれるもの。ルールで定められている14本のクラブ全部を使えない場合もある、圧倒的に距離不足のコースいうことだ。時短はしたいけど14本を使えない、ショートアイアンだけのコースでは満足できない!ってことなのだが、ちょっと待った!

現存する日本最古のゴルフ場は「神戸ゴルフ倶楽部」で18ホールを有数するコースだが、2番目に古い「雲仙ゴルフ場」(1913年)は9 ホールのゴルフ場だし、5番目に古い「旧軽井沢ゴルフクラブ」(1919年)は12ホール。

11番目に古い「函館ゴルフクラブ」(1927年)も9ホールのゴルフ場だ。宮城県仙台にある「仙塩ゴルフクラブ・浦霞コース」(1935年)にいたっては、最初は6ホールで開場。14年後の1949年に3ホールを増設し、現在も9ホールのコース。ちなみにタケはこの4つのコース、全制覇しております。

長いモノを短くするのは多難。でも、短いモノを長くするのは容易ということ。6ホールのコースで18ホールにしたいなら3回。9ホールなら2回、回ればよい。ゴルフ好きの先人たちの定めと知恵を、今こそ使おうじゃぁないか!

いかがでしたか? 自分にとってほど良いコースのゴルフ場で、ぜひプレーしてみてください。

タケ小山
●小山武明(こやま・たけあき)/1964年生まれ、東京都出身。プロゴルファー、ゴルフ解説者。テレビ「サンデーモーニング」(TBS)、ラジオ「Green Jacket」(InterFM897)ほか、多数メディアで活躍。

イラスト=北沢夕芸

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