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【風物詩】お花見の《場所取り》、しない人が増加中?職場での指示は“パワハラ”指摘も…「短時間で楽しむ」が主流か

  • 2026.3.6

つらい体験談を明かす“元新人”たちの声

お花見の場所取りのイメージ
お花見の場所取りのイメージ

ソメイヨシノの開花宣言もいよいよ迫り、会社や大学のサークルなどではお花見の計画が進む季節です。しかし、場所取りを任される新人たちにとっては、楽しみよりも苦労の方が大きいようで……。

2025年の春、X(旧ツイッター)に寄せられた体験談を振り返ると、若手たちの“ぼやき”が垣間見えました。例えばあるユーザーは、「サラリーマン新人のとき、部署の花見のために早朝から公園に50人分のシートを敷いて場所取りさせられた。夜からの花見のために1日中待機で疲れた。もちろんお酒は飲めないし、えらい上司たちに使われた上、夜中まで片付け」。

早朝からの長時間拘束と上司への“接待”、自身は飲める立場にもなく、夜遅くまで後片付けもと、疲労がにじむエピソードです。別のユーザーは同年4月、「新入社員の花見場所取りの気分を初めて体験する2025年」と投稿し、初体験の重圧を伝えています。

また、休日の早朝から場所取りをしただけでなく、観光バスの手配まで任されて「普通に仕事の方が楽」と嘆く声も。学生の新歓花見でも事情は同じです。「大学のサークルの新歓といえば、某公園での花見。夜通し場所取りしましたね」「新歓花見場所取り戦争の情報戦すごい」との投稿が散見され、新入生が夜通しで場所を死守するケースが目立ちます。

近年はこうした慣習がパワーハラスメントとして見なされる向きもあり、テレビのニュースなどでも取り上げられました。こうした流れを受けて、企業によっては廃止するケースもあるようです。

飲み会などのイベントの日程調整を行えるウェブツール「調整さん」を運営するミクステンドが2026年2月に行った調査(有効回答1568人、調整さんチーム調査)によると、2026年春にお花見を「開催/参加する」とした割合は15.5%、「開催/参加したいと思っている」は59.0%で計74.5%。一方で、お花見のために事前の場所取りをするかについては77.9%が「しない」と回答しました。

その背景として屋外のお花見スポットの滞在時間として「2時間以上」と回答したのは全体の31.7%にとどまり、「お花見スポットを通るだけ」9.9%、10分くらい・20分くらいなどを含む「1時間以内」が過半数の57.3%を占めています。

滞在時間が短い理由は「散歩がてらの花見なので」に次いで「混雑する場所が苦手なため」が多く、無理のない範囲でお花見を楽しもうとする姿勢がうかがえました。

とはいえ、2025年まで多くの体験談が見られることから、2026年も一部の新人たちは「この季節が来たか……」と憂鬱(ゆううつ)な気持ちを抱えているかもしれません。春の風物詩であるお花見を皆で楽しむために、新人だけでなく負担を分散させる工夫が、会社やサークルにはますます求められているのかもしれません。

(LASISA編集部)

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