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“手を洗わずにはいられない強迫性障害”を患う少年が「握手してください」! 手袋を外して差し出された右手に涙 【作者に聞く】

  • 2026.3.3
強迫性障害を患うA君 画像提供:ナース専科
強迫性障害を患うA君 画像提供:ナース専科

アヤ(@aokitajimaru)さんは、看護師のエピソードをもとにした漫画を、看護師・看護学生向けの総合メディア「ナース専科」で連載している。本作「握手」は、強迫性障害を患う少年A君と、研修中のある看護師との交流を描いた心温まる物語だ。

孤独な手洗いと差し出された右手

【ナース漫画】「握手」01 画像提供:ナース専科
【ナース漫画】「握手」01 画像提供:ナース専科
02 画像提供:ナース専科
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03 画像提供:ナース専科
03 画像提供:ナース専科

ある日、看護師は研修先の手洗い場で、執拗に手を洗い続けるA君を見かける。彼は強迫性障害のため、何にも触れていなくても手を洗わずにはいられない状態だった。休憩所で再会した際、彼は両手に手袋をはめており、「直接触りたくなくて」と正直な気持ちを打ち明ける。看護師はそれから、彼を見かけるたびに声をかけ、他愛もない会話を重ねていった。

ローテーション勤務の最終日、A君が看護師のもとへやって来る。「最後に看護師さんにしてほしいことがあって」と切り出した彼は、右手の手袋を外して「握手してください」と手を差し出した。何も知らない人から見ればただの握手だが、彼にとっては不可能に近いほどの勇気がいる行為である。その懸命な一歩は、看護師にとっても大きな勇気をもらえる出来事となった。

可哀想ではなく共感が必要な理由

アヤさんは、強迫性障害という病気について、誰もが持つ「虫は触れない」「血が怖い」といった揺るぎない不可能と同じ性質のものだと語る。ただ、その対象が生活に支障をきたすものだからこそ、本人は自分を責めてしまい苦しくなるのだ。アヤさんは、こうした病気こそ「可哀想」といった同情ではなく、周囲の「共感」が最も必要だと感じている。

取材協力:アヤ(@aokitajimaru)

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