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「もし超能力が手に入るなら…」への回答が斜め上すぎ! 女子2人のシュールな会話劇【書評】

  • 2026.3.23

【漫画】本編を読む

女の子たちの会話にスポットを当てたマンガは少なくない。たわいもない内容のはずなのに、どこか微笑ましい空気が漂うものだ。雪のヤドカリさん(@yukinohotel)が描く『文学的なオチが癖になる 雪のヤドカリ4コマ劇場』にも、そんな女の子コンビのエピソードが収録されている。

物語は、「もし超能力一つだけ持てるなら何がいい?」という話題から始まる。黒髪で三つ編みの女の子は、「私はやっぱりGの羽根とエビの尻尾の成分を入れ替える能力かな~」と斜め上な回答。これに金髪ロングの女の子は「同じなんだよ」と正論を返しつつ、自身は寝坊しても電車に乗り遅れないことを理由に「瞬間移動かな」と答える。それを聞いた三つ編みの女の子は――。

同作では毎度、予想外のオチが用意されているが、正直彼女たちのエピソードにはそこまで大きなオチはない。ただ一見タイプが真逆に見える女の子2人が仲良く楽しそうにしている様子は、どこか微笑ましい光景である。

また、わずか4コマの中には2人の友情も見え隠れしている。金髪女子はカツアゲを許さない正義感溢れる人物だが、実は三つ編み女子も負けていない。思わぬ根性を見せた三つ編み女子に、金髪女子が「やるじゃねぇか」と笑顔を向ける場面は、どことなくエモさを漂わせている。

シュールなオチが持ち味の『雪のヤドカリ4コマ劇場』のなかでは“異色”ともいえるエピソードを、ぜひその目で確かめてほしい。

文=ハララ書房

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