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「片付けの順番、間違ってます!」片付けのプロが断言する、捨てられない人ほど“まずキッチンから”なワケ

  • 2026.2.27

こんにちは。ママの片付けを500件以上サポートしてきた、整理収納アドバイザーのありママです。みなさんは「おうちを片付けたい!」と思ったとき、どこから始めますか?多くのママが ・リビングとダイニングにあるもの・子どものおもちゃ・クローゼットの服から手をつけようとします。特に、ダイニングテーブルに積み上がったモノや、床に広がるおもちゃが気になり、とりあえず端に寄せたり、空いている収納スペースに押し込んで、きれいになった“錯覚”を起こしてしまっているパターンは多いです。見た目はスッキリしたので、「片付いた」と思いますよね。でも、実はその方法だと、またすぐに散らかっていくのです。

リバウンドしないために、どう片付ける?

とりあえずでモノを隠したり、移動するだけの片付けは必ずリバウンドします。リバウンドを防ぐためには、「いる・いらないの判断」をしていくことが重要です!例えば、この写真を見てください。みなさんはこの部屋を片付けるなら、何から始めますか?

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きっと、ほとんどの人が「段ボールを捨てる」と答えますよね。そうです! この大量の段ボール……すごく邪魔ですよね。“明らかなゴミ”は今すぐ排除しなければいけません。片付けるときはどんな場所も、まずはいらないモノを捨てて、スペースを確保していく必要があります。家からいらないモノ(ゴミ)を出して、家の総量を軽くしていきます。不要なモノを減らし、 ゴミ自体が家からなくなれば、リバウンドすることはありません。これが根本的な解決になります。ただ、リビングやダイニング、クローゼットとなると、残すモノと、手放すモノを判断していくのは難しいですよね。さっきの写真のように、明確なゴミであれば判断しやすいのですが、そうはいきません。しかも、リビングやダイニングにあるモノやお子さんのモノ、服などは、「使うかも」「高かったのに」「まだ着られる」「痩せたら着るかも」……そんな迷いが必ず生まれてしまいます。ママたちは何を残して、何を捨てればいいのか判断できず、つまずきます。そして迷って判断できず、疲れてただモノを移動させるだけ。こうなると結局片付かず、負のループに……。では、どうすればいいのでしょうか?

片付けの第一歩は「キッチン」から!

片付け初心者はとにかく捨てられません。

そんな初心者でも捨てやすい唯一のモノが「食品」!

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食品には「賞味期限」「消費期限」という、はっきりした判断基準があります。腐った野菜や賞味期限が何年も過ぎた調味料を見て、「もったいないから捨てたくない」「もう少し取っておきたい」と思う人はいません。「これは捨てるべきだ」という判断できますよね。今まで500人以上片付けサポートしてきましたが、食品を何も手放せなかったという人はいません。どんなに片付けが苦手なママでも、食品だけはどんどん捨てることができました。

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実際にママたちから、「賞味期限という基準があるおかげで、“もったいない”“いつか使うかも”“高かった”など、余計な思考や感情を持たずに捨てることができ、捨てる行為に慣れた気がしました」「もともと“もったいない精神”が強く、捨てることに抵抗があるタイプでしたが、最初にキッチンからというのは作業がスムーズに進めることができてよかったです」というお声をいただいています。まずは「明確な基準があるもの」から、淡々と手放す。これが片付けのステップ1です。キッチンで「捨てる」行為に慣れることで、その小さな成功体験が、次の捨て活の一歩を進めやすくしてくれます。

ステップ2:コストの低いモノ

また、キッチンには、無料でもらったモノやコストの低いモノもたくさんあります。割り箸、レジ袋、プラスチックスプーン、保冷剤、空き瓶……。気づけばどんどん増えていって、収納スペースを圧迫していませんか?

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人は本能的に「損をしたくない」生き物です。だからこそ、高かったモノは捨てづらいし、思い出の詰まったモノも、手放しにくいのです。でも、キッチンにある消耗品たちは違います。「高かったレジ袋だから捨てられない」「思い出の保冷剤だから取っておきたい」そういった声は、片付けサポートをしていて一度も聞いたことがありません。お店でもらった無料のモノに、特別なストーリーが詰まっていることはほとんどないのです。

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ほとんどのママたちが、「持ちすぎていました」「こんなにいらなかったですね」と、前向きに減らすことができます。・毎週そんなに割り箸使っている?・保冷剤は本当にこの数いる?・レジ袋、1ヵ月で何枚使っている?使えるかどうかではなく、「今の自分の暮らしに必要かどうか」で考えていき、過剰に持っているモノを減らす練習をしましょう。これが片付けのステップ2です。

ステップ3:理想で買った便利グッズと向き合う

世の中には、「便利グッズ」が山ほどあります。・電子レンジでチンするだけで○○ができるグッズ・ゆで卵メーカー・子ども専用のマグやスプーン「これがあれば時短になってラクになるかも」「料理上手になれそう」「子どもが喜びそう」……そんな“理想”を思い描いて、購入したはずです。でも、実際に活用できているのでしょうか?1、2回使って放置。なくても、特に困っていない……存在すら忘れていたモノが出てきませんか? ステップ3では、「それは本当に、今の暮らしに必要なモノなのか?」を見直していきます。「使えるか」ではなく、「実際に使っているか」。「せっかく買ったし」「もったいない」という感情はいったん置いて、買ったモノを活用できているのか?という“事実”と向き合っていきます。キッチンは毎日使っている場所だからこそ、その事実確認がしやすいです。そのモノが今の暮らしにフィットしていなかった……という事実をキッチンで知ることができます。

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ステップ1:基準で手放すステップ2:量を見直すステップ3:理想と現実をすり合わせるこうして少しずつ、片付けのレベルがアップできる場所がキッチンです。片付けが苦手なママがキッチンからやった方がいい理由は、実はこれだけではありません。「判断しやすい」だけではない、大きなメリットがあります。なぜキッチンが“片づけ成功の鍵”なのか。次回のコラムでお話しします。

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