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娘に同じ苦労をさせたくない!幼少期につまずいた私が思う「子どものころから知っておくべきスキル」

  • 2026.2.22

こんにちは。整理収納アドバイザーのまりです。私は片づけのプロとして活動していますが、みなさんに声を大にして言いたいことがあります!「片づけは、子どものころから知っておくべきスキル」だということです。たかが片づけ⋯⋯と思われがちですが、私は本気で、片づけで人生は変わると思っています。そんな私自身の原体験は幼少期に遡ります。

物心ついたころから、片づけは苦手だった

私は子どものころから片づけが大の苦手でした。文房具やぬいぐるみが大好きで、8畳ほどの子ども部屋の床はいつも物で埋め尽くされていました。学校でも同じ状況でした。机の中はいつもごちゃごちゃで、なくし物も多い。プリントの山に教科書が埋もれて、「必要なときに、必要なものが出てこない」状態が続いていました。忘れ物も多くて、教科書を友達に見せてもらったり迷惑をかけてしまうこともあり、そんな自分が嫌でした。なんで自分にはできないんだろうと悩んでいました。当然、親とは片づけのことで衝突の日々。「いい加減、片づけなさい!」と言われ続けていました。

頑張っても、うまくいかない。だから嫌いになった。

もちろん、何度も片づけに挑戦したことはあります。でもなぜか、前より散らかったり、パッと見きれいになっても、すぐに元通り。「どうせまた散らかる」「片づけなくても生きていける」いつしかそう思うようになり、片づけること自体をあきらめてしまいました。そして、そのまま大人に⋯⋯。

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片づけができない母になり、大変なことが起こった

片づけができない社会人を経て、結婚し、片づけができない妻になり、第一子を妊娠。はい、片づけができない母になりました。忘れもしない、11年前の夏のこと。私は初めての出産で、体力も睡眠も削られ、フラフラになりながら病院から帰宅しました。「さあ、赤ちゃんを家に迎えよう!」本来なら、嬉しいはずの瞬間。新生児を抱いて部屋のドアを開けた瞬間私が思ったこと――「この子、寝かせる場所がない⋯⋯」でした。当時は転勤族で実家も遠く、このタイミングで初めて、私の母もわが家の状況を目の当たりにして一言。 「……赤ちゃん、どこに寝かせるの?」母も私と、まったく同じことを思っていたんですね(笑)。……いや、笑いごとじゃない!

散らかった部屋での子育ては、スーパーハードモード。

慣れない育児、寝不足、増え続ける育児グッズ。部屋はさらにカオスになり、私はすぐに心も体も限界を迎えます。とにかく体調が悪い。ごはんが食べられない。体が鉛みたいに重い。「どこか悪いんじゃないか」と思って、内科、耳鼻科、脳神経外科、呼吸器科……考えられる病院は、ひと通り回りました。でも、返ってくる言葉はどこも同じ。「特に異常はありません」こんなにつらいのに、なぜ……。そして、ようやくたどり着いた答えが「産後うつ」という診断でした。元気だけが取り柄だった私にとって、この診断は大きな衝撃でした。

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「変わりたい」と、心から思った日

家族の支えで少しずつ回復し、二人目を妊娠したとき、強く思ったんです。「今度こそ、きれいな部屋で赤ちゃんを迎えたい」必死で片づけ、床が見える状態に。レンタルでベビーベッドも借りて赤ちゃんの“居場所”を用意しました。すると、不思議なことに、二人目の産後は、穏やかにスタートできたんです。そのとき初めて、 環境が心に与える影響の大きさを実感しました。

たどり着いたのは、「片づけを学ぶ」ということ

自己流の片づけに限界を感じた頃、整理収納アドバイザー2級を受講しました。そのときの衝撃は忘れません!「今まで私がやってきた片づけ……全部間違っていた」片づけは"気合"でも"根性"でも"センス"でもなかった。片づけには、正しい思考と順番が存在していたのです。「知らなかっただけだったんだ」そう思うと同時に、こうも思いました……「もっと早く知っていたらどれだけラクだっただろう」。

娘に、同じ思いはさせられない。

そうこうしているうちに、長女が小学校に入学。私は「 片づけができなくて私と同じ苦労は、絶対にさせたくない」と思い、子どもたちに片づけを伝え始めました。そのとき、私が絶対に使わなかった言葉があります。「片づけなさい!」です。私自身、子どもの頃にそう言われてもやる気が全く出なかったからです。代わりに、具体的に、わかる言葉で伝えることを徹底しました。最初はうまくいかないことも多かったけれど、少しずつ娘に変化が現れてきました。

片づけを通して娘に起きた“うれしい変化

もともと、娘は私と一緒で持ち物が多く整理整頓が苦手なタイプ。かばんの中は紙類でパンパン、部屋も散らかっていました。でも、少しずつ片づけを知っていく中で、驚くほどの変化が見えてきたんです。まず、部屋が散らかりづらくなり、キレイな状態をキープできるように。 ランドセルの中もプリントが迷子になることなく、スッキリ整ってきました。その結果、提出物の出し忘れや教科書の忘れ物もなくなり、朝の支度がスムーズになりました。以前は、朝にバタバタしてお友達との待ち合わせに遅れてしまうこともあった娘ですが、今では「前の日に洋服を決めておく」というルールを自分で作り、朝の準備も自立できるように! “仕組みを作る思考”も片づけを学んだ成果だと感じています。その姿を見ていると、いつも思うのです。「私が子どもの頃に片づけを知っていたら、苦労しなくてよかったことがたくさんあったな」と。

子どもの頃から片づけを知っていれば人生のプラスになる

英語と同じように、片づけも小さいころから触れていれば自然と身についていきます。でも実は、片づけをきちんと学ぶ機会って、驚くほど少ないんです。学校でもほとんど習いません。家で 親がどれだけ片づけがしやすい環境や仕組みを整えても、子どもが「ただ使っているだけ」では、本当の力にはなりませんよね。もしかしたら親の収納スキルがどんどん上がっているだけ……。ということもあります。大切なのは、 子ども自身が、片づけの考え方と順番を理解していること。片づけのことを知れば「これならできそう!」「やるといいことがあるんだ」と片づけに対するイメージがきっとポジティブなものに変わります。

子どもが自ら動けるお片づけの本ができました

このたび、子どもが自ら動けるお片づけのポイントをギュッと詰め込んだ本を出版しました。「かわいい♡楽しい♡はじめてのお片づけレッスン」この本は子どもの「片づけ=めんどくさい」という印象を「片づけ=できると嬉しいこといっぱい!」に変えられる一冊です。難しいことは書かず、片づけの手順や考え方までを、わかりやすく・楽しく・かわいく紹介しています。子どもたちがこの本を手に取り、片づけを知って、より楽しい毎日を過ごせることを心から願っています。

マンガ・写真・イラストの3つのアプローチで分かりやすい...
販売サイトへ小学生の男女2児の母。元々は散らかった部屋に住み、心が疲弊していた専業主婦。しかし一念発起して整理収納を学び、家を片付けたら、心も頭の中も軽くなり人生が一気に好転!現在は整理収納アドバイザーとして活動しながら育児に奮闘中のフリーランス。得意分野は使いやすくてすっきりした収納や、子どもが集中できる勉強環境作りなど。SNSでは子育て中こそ身軽にラクに!を軸に発信中。
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