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吉沢亮 主演!国民的ヒット『国宝』で強烈に輝いた“16歳の少女”「もっと評価するべき」「名前調べた」とんでもない逸材

  • 2026.6.4

ドラマや映画の中には、幼い頃から現場で磨いてきた表情だけで、物語の奥行きを深める俳優がいます。“抜群の演技力で異彩放つ女優”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第5弾として、映画『国宝』で強烈な爪痕を残した根本真陽さんをご紹介します。 

子役時代から難しい役を重ね、大作映画でも強い印象を残す根本さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

吉沢亮主演!映画『国宝』で強烈な爪痕を残した“16歳の少女”

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第35回日本映画批評家大賞 授賞式 吉沢亮(C)SANKEI

根本さんの名前をさらに広く印象づけた作品が、吉沢亮さんが主演を務めた2025年公開の映画『国宝』です。本作は吉田修一さんの同名小説を原作に、李相日監督が歌舞伎の世界に生きる人々の50年を描いた大作です。横浜流星さん、渡辺謙さんらが出演し、上映時間約3時間の壮大な芸道映画として大きな話題を集めました。

作品のヒットは数字にも表れています。『国宝』は興行収入207.9億円を記録し、2025年の実写映画を代表する大ヒット作になりました。公開後も長く話題が続き、観客が登場人物の人生を追体験する作品として支持されました。

そんな国民的ヒット作で根本さんが演じたのは、高畑充希さんが演じる春江の少女時代です。春江は、吉沢亮さん演じる主人公・立花喜久雄の幼なじみであり、物語の中で喜久雄を支える重要な人物です。少女時代の春江を演じる根本さんは、喜久雄のそばにいる少女として、まだ幼いながらも相手を見つめる強さを見せました。

特に印象的なのは、喜久雄の運命が大きく動く時期に、春江がそばでその変化を見つめている点です。根本さんは、喜久雄の表情をじっと見つめることで、春江が彼の変化を受け止めていることを伝えています。

幼い春江の表情には、喜久雄の人生に寄り添う人物としての覚悟がにじんでいました。子どもらしい無邪気さだけでなく、相手の痛みを見つめるような静けさがあるため、短い場面でも春江という人物が強く印象に残ります。

大作の中で短い登場でも心に残るのは、根本さんが子役時代から積み重ねてきた観察力と表情の細やかさがあるからだと思います。SNSでは「いよいよ活躍が増えるかな」「根本真陽さんの表情に心が打たれた」「お芝居が上手いし印象に残った」「もっと評価するべき」「衝撃の逸材」「名前調べた」といった感想が寄せられていました。

日曜劇場『99.9』第3話で見せた“沈黙の芝居”

根本真陽さんは、4歳頃から子役として活動し、子どもの心の揺れを短い場面で伝える力を磨いてきました。

子役時代の印象的な出演作のひとつが、2016年5月1日放送の日曜劇場『99.9 -刑事専門弁護士-』第3話です。根本さんは、事件の中心人物である吉田果歩の小学生時代を演じました。本作は松本潤さん演じる弁護士・深山大翔が、99.9%有罪と見なされた刑事事件の中から、残された0.1%の可能性にこだわり事実を追求するリーガルドラマです。

本作はシリーズとしても高い人気を集め、社会派の事件を扱いながら、コミカルな会話やチーム劇も楽しめる作品として、幅広い視聴者に支持されました。

第3話では、吉田果歩が抱えていた家族にまつわる過去の記憶が、事件の真相を理解する鍵になっていきます。根本さんは小学生時代の果歩として、母や周囲の大人の言葉を聞きながら、すぐには感情を言葉にできない少女を演じました。

大人たちの事情に巻き込まれる中で、子どもが何を見て何を覚えているのかを、目線や沈黙で伝えていた点が印象的です。幼いながらも、ただ泣くのではなく、記憶の中に残る痛みを抱えた少女として場面に重みを与えていました。

『ラストマイル』『国宝』へ…子役時代から積み重ねた確かな存在感

根本さんは、近年も映画やドラマで着実にキャリアを重ねています。2020年のNHK連続テレビ小説『エール』では、主人公夫婦の娘・古山華を演じました。第77回では、華が音楽教室に通う少年・弘哉への気持ちを打ち明け、父・裕一が動揺する場面も描かれています。2023年にはNHKスペシャル『神の子はつぶやく』で木下祈役を務め、2024年には映画『ラストマイル』で松本海空役を演じました。

現在17歳(2026年5月時点)の高校生として学業と仕事を両立しながら、俳優としての経験を重ねています。16歳で参加した『国宝』では、春江の少女時代として物語の記憶に残る場面を担いました。幼い頃から現場に立ってきた根本さんにとって、『国宝』はこれまでの経験が実を結んだ作品だと言えるでしょう。

17歳の今、表情ひとつで記憶に残る若手俳優として、これからのさらなる飛躍が楽しみです。

※記事は執筆時点の情報です

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