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「反則級に面白い」「次元ちがう」TBS史上“最高記録”見逃し配信6100万超え!SNSを席巻した“中毒性抜群”ドラマ

  • 2026.6.2

見逃し配信の普及により、リアルタイムの枠を超えて爆発的な熱狂が広がる現代。SNSでの考察の盛り上がりや中毒性の高い展開を武器に、見逃し配信での驚異的な再生回数や、各放送局の歴代最高記録を次々と塗り替えるといった新たな快挙を達成した作品が、数多く視聴者を釘付けにしてきました。今回は、そんな“史上初の快挙を成し遂げたドラマ”5選の第2弾

本記事では第3弾として、ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“史上初の快挙を成し遂げたドラマ”『じゃあ、あんたが作ってみろよ』

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「第50回エランドール賞」 夏帆   (C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)
  • 放送期間:2025年10月7日~12月9日

あらすじ

都心で働くビジネスマンの海老原勝男(竹内涼真)は、女性の幸せは家庭で料理を作ってパートナーの帰りを待つことだという古い考えを持つ男性。同棲中の恋人である山岸鮎美(夏帆)が作る筑前煮が大好物ですが、毎日の手の込んだ手料理に対して「おかずが茶色すぎる」などと助言を送り、鮎美もそれを受け入れる一見穏やかな食卓を囲んでいました。

そんなある日、勝男は入念な準備をして完璧なプロポーズを試みますが、鮎美からあっさりと断られてしまいます。仕事も容姿も完璧で、関係もうまくいっていたはずの自分がなぜ拒絶されたのか理解できない勝男。落ち込みながらも、新たな出会いを求めて合コンへ赴いた勝男でしたが、会話を重ねるごとに女性たちが引いていくのを感じ、時代の変化に困惑します。

思い悩む勝男は、職場の後輩からの勧めで鮎美がよく作ってくれた筑前煮を自ら作ってみることにしました。そこで、簡単だと思い込んでいた料理が、実は非常に難しく手間の要る作業であることを痛感します。恋人に合わせるあまり自分を見失っていた鮎美と、令和の時代に取り残された勝男の、別れから始まる恋模様の行方とは―。

TVer歴代1位の6,100万回再生超え!熱狂を生んだ共感と中毒性※ネタバレあり

谷口菜津子さんによる同名人気漫画を実写化したTBS系のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。性別役割や恋愛観といった日常生活における当たり前に鋭く揺さぶりをかけ、多くの視聴者を釘付けにした話題作です。“男は外で働き、女は家事に尽くす”といった、社会に根深く残る固定観念や常識をリアルに描写。多様性が広がりつつも古い価値観が完全には消え去っていないという、現代のリアルな移行期のモヤモヤを鮮やかに描いたことで、多くの視聴者から「共感しかない」「分かりすぎて泣いた」「ストレス発散におすすめ」といった共感の声が続出。共感・怒り・ストレス発散といった感情を揺さぶるストーリーが話題を呼び、お茶の間に強烈なインパクトを与えました。

また、本作がここまでの大ブームを巻き起こした理由には、一度見始めたら止まらない配信向きの圧倒的な中毒性と、SNS上で活発に交わされた感想や考察の盛り上がりにあります。一筋縄ではいかない人間関係や、毎話考えさせられる深いテーマ性が視聴者の心をつかんで離しませんでした。その結果、何度もエピソードをリピートしてはネット上で意見を共有し合うという現代ならではの視聴スタイルが定着。SNSでは「無双してる」「次元ちがう」「反則級に面白い」「中毒性あり過ぎ」「何回見ても飽きないw」「何回もリピしてます」といった、熱狂的なファンによるリピート視聴が波及していきました。

このように、何度でも見返したくなる中毒性の高さと、今の時代だからこそ刺さるテーマ性が圧倒的な支持を集めた結果、本作は「TVerアワード2025」で見事にドラマ大賞を受賞する快挙を達成。さらに、見逃し配信においては6,100万回超えという驚異的な数字をたたき出し、TBSドラマ歴代1位の再生数を記録するという前代未聞の金字塔を打ち立てました。現代人の心に深く響くメッセージ性とエンターテインメント性を見事に融合させた、まさにドラマ史に残る名作です。

竹内涼真の“好演”と夏帆の“繊細さ”が生んだ強烈なリアリティ

異色の再生ロマンスコメディ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で、令和の時代には珍しい亭主関白思考を持つ海老原勝男を演じ、お茶の間に強烈なインパクトを残したのが竹内涼真さんです。悪気なく恋人に家事を押し付ける勝男の振る舞いを、竹内さんは驚くほどの解像度の高さで表現しました。一歩間違えれば単なる嫌われ者になりかねない役柄ながら、どこか憎めないチャーミングさを細かな表情や仕草からにじみ出させる芝居で作品をけん引。SNSでは「ハマり役っぷりがすごい!」「演技力がすごすぎる」「演技が演技を超えてる」といった絶賛の声があふれ、その圧倒的な表現力が評価されて「第126回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の主演男優賞に輝きました。

そんな竹内さんの破天荒なエネルギーを真正面から受け止め、作品の持つメッセージ性をより深く洗練させたのが、W主演を務めた夏帆さんです。彼女が演じた山岸鮎美は、恋人ファーストであるがゆえに自分自身を見失ってしまい、葛藤するヒロイン。夏帆さんは、鮎美が抱える生きづらさや、料理を通じて少しずつ自分らしさを取り戻していく心の機微を、極めて繊細かつ丁寧に表現しました。ふとした視線の揺らぎや表情から生々しく伝わる感情表現に、視聴者は気付けば鮎美に深く感情移入してしまったことでしょう。そんな夏帆さんの芝居に対し、SNSでは「演技力が桁違い」「反則級に素晴らしい演技」「このリアリティは夏帆さんにしか出せん」といった熱いレビューが相次ぎ、竹内さんと共に「第126回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の主演女優賞を獲得するという快挙を成し遂げました。

卓越した表現力で魅了し続ける夏帆さんですが、2026年3月に放送されたNHK特集ドラマ『ある小説家の日記』での主演も記憶に新しいところです。突然この世を去った人気作家の残した日記を巡り、欲望と過ちに囚われていく編集者・江藤恵という難役を見事に演じきりました。ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で日本中をうならせた飾らない自然体な演技の凄みは、サスペンスフルなヒューマンドラマである本作でも遺憾なく発揮されていました。等身大のラブコメディから息をのむような心理劇まで、作品ごとに全く異なるキャラクターをまとってみせる夏帆さんの今後の活躍からも、絶対に目が離せません。

ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“共感必至!?痛快ヒューマンドラマの結末”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

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