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「見て!この遊具凄いよね?」写真を見せてくるママ友。だが、ここで共感したのが間違いだった【短編小説】

  • 2026.2.28

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

軽い共感が招いた誤解

穏やかな午後、公園のベンチでママ友たちと雑談に花を咲かせていました。話題は子どもの習い事から最近の流行まで、尽きることがありません。

そんな中、一人のママ友が「見て!この遊具すごいよね。私、買いたいと思ってるの」と、嬉しそうにスマートフォンの画面を見せてきました。

画面に映っていたのは、庭に置くタイプの大きなブランコ。海外の映画に出てくるような豪華な造りですが、一般家庭の庭にはいささか大きすぎるサイズ感です。

この時、はっきりと断ればよかった。せめて「ちょっと大きすぎない?」と、遠回しに否定するだけでも結果は違ったはず。

しかし、場の空気を壊したくない一心で、私は口を滑らせてしまいました。

「あー、これすごいいいね。私も欲しいな」

この無責任な一言が、すべての間違いの始まり。当時の自分を叱り飛ばしたい気持ちでいっぱいです。

巨大な遊具と非常識なお願い

数日後、自宅のインターホンが鳴りました。玄関を開けると、そこには満面の笑みを浮かべた彼女と、足元に置かれた巨大な段ボール箱。

「見て、これ!」と指差された箱には、あの日のブランコが描かれています。

「これね、組み立て式なの」

彼女は得意げに話しますが、状況が全く掴めません。呆然とする私を余所に、信じられない言葉が飛び出しました。

「この前、欲しいねって言ったでしょ?でも私の家の庭は狭いから、これ、あなたの家の庭に置かせてもらってもいい?組み立てるのも大変だから、旦那さんに組み立てほしいの」

耳を疑いました。自分の庭が狭いから他人の庭に置く。おまけに、組み立てまで私の夫に押し付ける。

彼女の目には一点の曇りもなく、本気で良い提案だと思っている様子。安易な共感がいかに恐ろしい事態を招くか、身に染みて理解しました。

今、目の前にある巨大な箱をどう追い返すか。私の頭は真っ白になり、ただ冷や汗が流れるばかりです。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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