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札幌に「シマエナガ」がいる森があった!空飛ぶエゾリスも…森のスタッフが解説する、冬の生きものたちの探し方【前編】

  • 2026.2.22

冬の森で生きものたちに出会う

連載「森に行こう! ~身近な自然におもしろさが詰まっている~」
札幌にある「滝野すずらん丘陵公園」の「滝野の森ゾーン」から、森の住人KENTAが、自然の魅力や楽しみ方を伝える連載です。

Sitakke

北海道の長い冬も中盤を過ぎました。

今年は札幌市内も何度も大雪になり、除雪が大変だったり出勤や通学が大変だった方も多かったのではないでしょうか?

ただ滝野すずらん丘陵公園がある札幌市南区は、市内の中でも、そこまで雪が降ってない状況が続いていて、雪あそびを楽しんでもらいたい立場としては「もっと降ってくれてもいいのに」というぜいたくな悩みを抱えています。

とは言え、多くの森は山の中にあるのでまだまだ一面雪景色。今回もそんな冬の森の楽しみ方をお伝えしていきます!

今回のテーマは「冬の森の生きものたち」。

北海道の冬は厳しいので、多くの昆虫は土の中や木や建物の隙間などに隠れ、ヒグマやシマリスなどの一部の哺乳類たちは冬眠に入り、寒さを避けて暖かいところに移動する鳥もいます。

一方で厳しい冬の森の中でも動き回っている生きものたちもたくさんいます。今回はそんな北海道の冬の森で出会えるかもしれない生きものたちを紹介していきます!

シマエナガもいます!

まずは「野鳥」。

冬に見たい鳥と言えばやっぱり「シマエナガ」。今年も大人気で、地元の方はもちろんですが、わざわざ道外からシマエナガを見に来る方もたくさんいます。おみやげ屋さんもシマエナガグッズでいっぱいですね。

そんな人気のシマエナガは、滝野の森にももちろんいます。

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先日のガイドツアーの際に出てきたシマエナガ。ボランティアさんが撮影してくれました!つぶらな瞳がたまりません!

写真で見るととてもかわいさがよく伝わるんですが、実際のシマエナガは木の上にいることが多く、体の大きさがピンポン玉くらいしかないので、肉眼ではなかなか顔まで識別ができません。ちなみに、筆者が持っているコンパクトカメラで撮影した写真はこちら。

Sitakke
ちっちゃ!(笑)真ん中にいるので拡大してみてください!

実際肉眼で見てるとこのくらいにしか見えません。ハシブトガラやシジュウカラなど他の鳥も混じることがあるので、シマエナガを探したい方は双眼鏡があるといいですね。## 身近な動物たちの決定的瞬間

比較的出てきやすくて肉眼でも判別しやすいのはキツツキの仲間で、特にアカゲラは「赤白黒」三色が特徴的で、近くまで来てくれることもあるのでオススメです。

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アカゲラのメス。オスは頭も赤くなります。ボランティアさん撮影

北海道の森には様々な野生動物たちも住んでいます。中でも姿を見やすいのはエゾリス。

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先日滝野の森でもエゾリスが出てきてくれました

忍者のように身軽で、木を登ったり枝から枝を飛び移ったりしています。そしてなんと、先日はちょうどジャンプした瞬間に出会えました!!

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空飛ぶエゾリス!!この距離を不安定な枝先から飛べる身体能力と勇気には脱帽です!

他にも冬の森の中にはキタキツネやエゾタヌキ、エゾシカ、ユキウサギ、アライグマ、ホンドテン、ネズミなどさまざまな動物たちがいますが、なかなか生で見るのは難しいのが現実。

でも、夏と違うのは「そこにいた」という証拠がたくさん残っていることです。
次回は、そんな証拠たちを写真とともにご紹介します!

連載「森に行こう! ~身近な自然におもしろさが詰まっている~」

文:森の住人 KENTA
国営滝野すずらん丘陵公園 自然環境マネージャー。1978年札幌生まれ京都育ち。約6年間のサラリーマン生活を経て、森についての知識・経験ゼロの状態で滝野の森ゾーンの担当になり、様々なイベントの企画や広報、森づくりなどを担当。公園内にヒグマが侵入した際は専門家と一緒に現場の最前線で調査を担当。滝野の森staffXにて監視カメラを使った野生動物たちのリアルな様子などを発信中。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2026年2月)の情報に基づきます。

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