1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 冬の澄んだ空気だからこそ!低山なのにこんなに美しい…下山のポイントもプロ解説

冬の澄んだ空気だからこそ!低山なのにこんなに美しい…下山のポイントもプロ解説

  • 2026.2.5

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!

【連載】「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

札幌在住の登山ガイド・野村良太さんと一緒に冬の円山を登山中!

北海道に住んでいるからこそ気になる、前編の記事では冬山登山のポイントや注意点をたくさん教えてもらいました。
後編の今回はまず、「一番注意」しなければいけないポイントから!

冬山登山のポイント④夏山より一層「天候」に注意!

この日はお天気に恵まれましたが、冬山でもっとも気をつけるべきは「天気」だと野村さんは語ります。

「登りはすっきり晴れていたのに、下山時には急激に天候が悪化して自分の足跡がわからなくなるほど吹雪になって…というのが遭難する一番危険なパターンなんです」

Sitakke

注意することは夏山以上に自分の現在地を把握すること。

「GPSやコンパスを使って、自分が今どこにいるのか、常にわかるようにしておくことが大事だと思います」

冬の澄んだ空気が見せてくれる身近な絶景

Sitakke

登山開始から45分後、円山の山頂に到着!
すこし雲は残っていましたが、石狩湾が見えるほど澄んだ空!

「もっと晴れていたら、大雪山系まで見えるんだよ」と野村さんが教えてくれました。

Sitakke

夏だと、どうしても晴れていても遠くはもやがかかったようになってしまいますが、スッキリと遠くの景色を楽しむことができる、この凛とした空気は冬山の魅力ですね。

冬山登山のポイント?⑤補給食も冬だからこそ…

Sitakke

ここでひと休み…。

水筒に入れてきたホットコーヒーと「板チョコ」で登山の疲れを癒します。

野村さんが北海道分水嶺を縦断していた時には、毎日1枚食べていたそうですが、円山でも「やっぱりうまいね~」といいながらペロリと平らげていました。

Sitakke

確かに夏山だとチョコを携帯するとどうしても溶けてしまいますが、冬山ではパリッパリでおいしい!

景色いっぱいに見える山々を解説してくれたあとに「こうやって山頂に立つたびに、また行きたい山脈が見つかる。『あの稜線を歩いてみたいなあ』って思うんだ。」と野村さんがポツリ。

ひとつの頂きを目指すのではなく、山脈単位で行きたい場所を考えるスケールの大きさに笑ってしまいました。

Sitakke

そして野村さんは北海道の背骨を縦断したことで、どこに居ても自分の登った山が見えるんだそう!
「登ったあとの山は、なんだか親近感がわく」と仰っていましたのには、私も共感しました。

どこかで聞いたフレーズですが『山は友だち』ってことですね。

冬山登山のポイント⑥下山は滑らないように!

Sitakke

ひと息ついたら今度は下山。
下山も夏山以上に滑らないように注意が必要です。
アイゼンと長めに伸ばしたストックを活用して、滑らないように降りていきます。

ストックは持った時に肘が90度になるくらいがちょうどいいとのこと。
体重を移動させるときスムーズに使えるということです。

Sitakke

焦らず足元を確認しながら一歩一歩確実に。
最後までケガなく楽しみましょう!

街からほど近い円山は、下山後もすぐに立ち寄れるスポットがいっぱいあってうれしい!
冬山デビューを考えている方の一歩として、参考になれば幸いです。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中!

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は登山時(2026年1月)の情報に基づきます。

元記事で読む
の記事をもっとみる