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3歳息子、初めての映画館で大号泣!「もっかい見るーッ!!」→ スタッフさんの『神対応』に感謝!

  • 2026.3.13

3歳の息子と0歳の娘を連れて、初めてのワンオペ映画鑑賞を試みた筆者。順調だったはずの上映後、息子がまさかの大号泣。焦る私を救ってくれたのは、映画館スタッフの思いがけないひと言でした。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

はじめての映画館

子どもたちを初めて映画に連れて行った日のことです。
当時、息子は3歳、娘はまだ0歳。平日だったため夫は仕事で、私ひとりでの映画デビューでした。

下の子がぐずらないようにと、お昼寝の時間を計算して挑みました。
行ったのは、大きな映画館ではなく、地域のホールを映画用に使ったこぢんまりとした上映会場でした。
親子連れも多く、アットホームな雰囲気だったことに背中を押されたのを覚えています。
上映が始まると、息子は前のめりで集中。娘は作戦どおりぐっすり。
「よかった〜」
私はホッと胸を撫で下ろしました。

順調だったはずが……

ところが、エンドロールが流れ始めた瞬間━━
「えー? 終わり? もっかい見るー!」と、言い出す息子。
「もうおしまいだよ」と言って立ち上がろうとすると
「やだー! まだ見るー!」と大号泣。

まわりの人は静かに席を立ち、どんどん帰っていきます。私は小声で「帰るよ」と説得しますが、言えば言うほど息子は頑な。「早く連れ出さなきゃ」という焦りと申し訳なさで、頭の中が真っ白になりました。

救いのひと言

焦っていると、女性スタッフの方が近づいてきました。
「すみません、もう出ます!」と慌てる私に、その方はやさしく言いました。

「今日の上映はこれで終わりなので、もう少しここにいても大丈夫ですよ。片付けますけど、気にしないでくださいね」
さらに息子の目線に合わせて、こう続けました。
「ぼく、ごめんね。映画の電池が切れちゃったから、今日はおしまいなのよ」
息子はぴたりと泣き止みました。
「電池、切れたの?」

室内の片付けが始まると、息子も現実を受け入れたようで、「……帰る」と小さくつぶやきました。
帰り際、スタッフさんは「あ、納得してくれたみたいね。よかった、よかった」と笑ってくれました。

女性スタッフの神対応

小さな子どもを連れて出かけるのは、思った以上に勇気がいります。周囲に迷惑をかけないか、いつもどこかで身構えています。
完璧にやろうとしなくてもいい、困ったときは、誰かがそっと手を差し伸べてくれることもあるのです。
あの小さな映画館は、今はもうありませんが、それでも近くを通るたびに、思い出します。
私にとっては、映画よりも心に残るあたたかくて懐かしい思い出です。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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