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【建築士が教える】貼るだけでプロ級の仕上がり!ダイソーのラックが高見えする簡単DIY術

  • 2026.2.14

こんにちは。2歳と5歳の子どもを育てる、DIY大好き建築士ママのかぁやんです。お家に気に入らない箇所がある、イメチェンしたい、でもDIYして失敗してしまったら⋯⋯そんなお悩みをよく聞きます。そんな方に圧倒的おすすめなのが、幅広マスキングテープを使ったDIYです。建築の現場でも養生に使われるマスキングテープ。本来は「剥がすもの」だからこそ、DIY初心者にも安心なんです。賃貸でも原状回復できる剥がせるタイプを選べば、さらに失敗知らず。今回は、建築士の視点から「プロっぽく見える仕上がり」のコツをお伝えします。

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道具選びが9割!職人級の仕上がりを左右するポイント

DIYで一番大切なのは、実は「道具選び」です。必要なのはたった2つ・カッター・ハサミ「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、この2つの選び方で仕上がりが劇的に変わります。

カッター選びの建築士的ポイントカッター選びの建築士的ポイント

ここが重要です。切れすぎないカッターを選ぶこと。一般的なカッターナイフは刃が鋭く、マスキングテープを切るときに下地まで傷つけてしまうリスクがあります。特に賃貸の家具や壁は絶対に傷つけられませんよね。そこでおすすめなのが、ダンボール開梱用のセラミックカッターです。

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セラミック刃は特殊な刃先設計で、テープはしっかり切れるのに下地を傷つけにくい特性があります。プロの現場では使われないからこそ、DIYの最重要テクニックです。金属刃より錆びにくく、切れ味も長持ち。一度買えば長く使えるのも嬉しいポイント。はさみは粘着テープのくっつかないタイプを選びましょう。私はPLUSの「フィットカーブ プレミアムチタン」というものがガムテープすらくっつきにくくお気に入りです。

まずは小さく始める|難易度別チャレンジガイド

いきなり大きな家具に挑戦すると、失敗したときのダメージが大きいですよね。建築の世界でも「試作→検証→本番」が基本。DIYも同じです。

難易度★☆☆:小さな板に貼ってみる

小さな板に100円ショップのマスキングテープ。※100円ショップのものなどはどうしても粘着が残ってしまう可能性もあるので、賃貸の備え付けのものなどには使用しない方が無難です。

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難易度★★☆:ラックに貼ってみる

慣れてきたら、小物家具に挑戦。私はダイソーで550円で購入したコの字ラックをリメイクしてみました。家具の色を統一するだけで、部屋全体がグッと引き締まって見えるんです。これ、建築設計でいう「トーン・オン・トーン(同系色でまとめる)」の効果。インテリアが一気にプロっぽくなります。できなくもないですが、このぐらいの大きさになると100円ショップの小さなマスキングテープでは少々根気が必要に。

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仕上がりの美しさは「継ぎ目の数」に比例します。幅広テープで継ぎ目を減らすほど、プロっぽい仕上がりに。壁などにも貼れる幅広の商品を使うと作業時間も格段に短縮できますよ。

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難易度★★★:家具に貼ってみよう!

実のところ、ラックまでマスターしてしまえば難易度はさほど変わらないのですが、心理的なハードルはグッと上がります。ネットショップなどでも「キッチン用」「壁用」「床用」など貼る場所によって素材の違う商品が売ってますので、色々と見てみるのも楽しいと思います。

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広い面積に貼る場合、無地だと継ぎ目が目立ちやすくなります。そこであえて木目調や石目調など柄のあるものを選ぶと、継ぎ目が馴染んで目立ちにくくなるんです。家具と壁紙は継ぎ目が目立ちにくい柄に違いはあります。壁紙などの継ぎ目は職人さんの力量に左右されるものです。そのため、目立ちにくいものをお勧めするのは建築士の日常だったりします。

プロが実践する貼り方|5つのステップ

建築現場で学んだ「美しく仕上げる順序」を、簡単にDIYできるように応用した手順です。

基本の5ステップ

〈1〉1番目立つ部分から貼る。

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〈2〉切れ端が裏面を覆う程度まで残してカットする。

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〈3〉細い棒状のものを利用して凹んだ部分を貼る。

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〈4〉余分な部分をカットする。

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〈5〉角に貼る。

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〈6〉完成です。

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仕上がりが劇的に変わる|角の処理テクニック

「プロっぽい」と「素人っぽい」の差は、角の処理で決まります。建築でも「ディテール(細部)」が仕上がりを左右すると言われます。DIYも同じで、角の処理が美しいと全体がプロ級に見えるんです。下記の画像を参考にしてくださいね。

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悪い例も記載はしていますが、DIYにおいて重要なことは「失敗すること」です。気にしすぎないようにしてくださいね。DIYer同士でも「失敗してから失敗しない方法考えるよね」とよく笑って話しています。角の処理は次のようなやり方でやってみてくださいね。〈1〉角を覆うサイズにマスキングテープを切る

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〈2〉写真のようにカットする。

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〈3〉右手のテープを側面に貼る。

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〈4〉三角の部分を側面に貼り付ける。

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〈5〉残ったテープも側面に貼り、はみ出る部分をカットする。

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最近ではカラフルインテリアも大変流行っているので、カラフルな柄もの、どこでも馴染みやすいくすみカラーや大理石調のもの。

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柄の主張が強いものは家具全体に貼ってしまわないというのも、コツの一つです。もちろん好みですが、全体に貼ると重たくなりがちです。天板だけ、扉だけと場所を限定するとグッとまとまりが出ることもあります。

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こちらはマスキングテープではありませんが、貼ってはがせるキッチンシートを使用しドアをリメイクしたもの。新築時に予算がなくてドアをリーズナブルにして理想の色にならなかった!などの場合にもこういった選択肢があると、楽しみが増えますよね。正直、建築時にすべての理想を叶えるのは予算的に難しいことも多いです。でも「後から自分で変えられる」と思えば、気持ちもラクになる。DIYは、家を自分らしくカスタマイズする最高の方法なんです。

まとめ|失敗を恐れず、楽しむことが一番

マスキングテープを使った「貼るだけDIY」は、賃貸でも気軽にチャレンジできて、失敗してもやり直せる。だからこそ、DIY初心者にこそおすすめしたい方法です。「自分で手を加えた家」には愛着が生まれます。完璧を目指さず、失敗も楽しみながら、自分らしい空間を作ってみてください。あなたのDIYが、もっと楽しくなりますように。

【Profile】かぁやん(@ka.sweet.home)

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収納や安全面など、子どもがいる家庭ならではの悩みをインテリアで解決する建築士ママならではのアイデアやDIYアイテムを発信しています。また、建築士ママとしての知識をフル活用して、発達が気になる長男のためにインテリアや子供用家具・遊具でできるサポートを日々模索中。自身の子育て経験を活かし、「子どもの手が届かない収納」もしくは「触れても安心・壊れてもOKな家具のDIY」のコツをお伝えします! インテリアブランド KA home deco オーナー。

Instagram:かぁやん(@ka.sweet.home)

Blog:のびのびすぎる子育てとDIY

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