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同棲中の彼に毎日手作り弁当を渡してくる同僚→料理人の私が本気を出した結果

  • 2026.2.14
ハウコレ

同棲している彼のカバンから、見覚えのないお弁当箱が出てきたのは、ある平日の夜のことでした。料理人として働く私にとって、彼への違和感の始まりだったのです。

見知らぬお弁当箱

毎朝、彼のためにお弁当を作るのが私の日課。彼が「おいしかった」と言ってくれるのが何よりの楽しみでした。ところがある晩、彼のカバンからもうひとつお弁当箱が出てきたのです。

聞けば、同じ職場の同僚が「作りすぎちゃったから」と渡してくれたのだそう。一度きりならそういうこともあるかと思いましたが、翌日も、その翌日も、同僚からのお弁当は続きました。私が毎朝お弁当を持たせているのを、同僚も知っているはず。なんだか、モヤっとするものが胸の中に広がりました。

日に日に手の込んでいくお弁当

彼は同僚からもらったお弁当にはほとんど手を付けずに持って帰るので同僚のお弁当がどのようなものかは私にもわかりました。日を追うごとに品数が増え、手が込んでいったのです。

彼は「断ると角が立つから」と困ったように笑っていましたが、私の気持ちは穏やかではいられませんでした。ただの親切なのか、それとも好意があるのか。考えれば考えるほど答えが出ず、胸の奥がざわつきました。

同僚に真剣勝負を挑んだ私

何日も悩んだ末に、私がたどり着いた答えはシンプルなものでした。自分の土俵で、真正面から勝負しよう。料理人として、プロとしての技術と、彼への想いをぜんぶ詰め込んだお弁当を作ろうと決めたのです。

翌朝から、私が作るお弁当は変わりました。旬の食材をふんだんに取り入れた献立、蓋を開けた瞬間に彼が笑顔になるような盛り付け。誰かに対抗するためではなく、彼に対して「あなたのために作りたい」という純粋な気持ちで、一つひとつ丁寧に仕上げていきました。

そして...

それからしばらく経ったある日、彼が「お弁当を断ったよ」と教えてくれました。「最近のお弁当、本当にすごいと思って。プロの仕事だって改めて感じた。それに、俺のためというのが伝わってきて」とまっすぐに伝えてくれたその言葉に、ずっと張り詰めていたものがふっとほどけていくのを感じました。

振り返ると、料理人としても、パートナーとしても、少しだけ強くなれた時間だったように思います。

(20代女性・飲食業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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