1. トップ
  2. グルメ
  3. 【薬院】プロポーズや記念日に!糸島の食材と感動を隠れ家レストランバーで

【薬院】プロポーズや記念日に!糸島の食材と感動を隠れ家レストランバーで

  • 2026.2.12

福岡県内の「リビング」という名がつくお店や施設・会社・団体を訪ね、その名の由来や取り組みを紹介していく「リビングさん探訪」シリーズ「We’re living!」。2月に入ってもまだまだ続きます。今回は、秘密の隠れ家レストランバー「Feel Living」を訪ねました。

隠れ過ぎです…

場所は警固四つ角と薬院六つ角の間、数々の有名店が点在するエリア。大正通りからだと、秋本病院を目印に、大正通りを渡った側の角から細い道に入ったすぐのところにあります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

え?お店?外からだとまったく分かりません…でも階段の2段目に小さく「FEEL LIVING」と書かれた灯りが置かれていますのでここで合っているはず。ドキドキしながら重厚な木の扉を開けると…

店内は地下1階と1階の吹き抜けで、中央にそびえる三角のオブジェが印象的!席はゆったりしとした配置で、1階の「天空席」は5組、地下1階は2人客3組でいっぱいに。

出典:リビングふくおか・北九州Web

一瞬にして非日常的感覚に!

オーナーの浜俊壱さんは糸島に近い福岡市西区出身の社会起業家。介護の現場での誤嚥性肺炎をゼロにするために口腔ケアを普及させる会社を共同で創業したり、なじみのある糸島を活性化させるために一般社団法人を立ち上げ、シェアオフィス運営やイベントなどを行ったりと精力的に活動しています。

そんな浜さんが飲食業とは全く無縁だったにもかかわらず、お店を始めようと思ったきっかけは、もともとバーだったこの物件を見学してほれ込んだことと、糸島の知人が作るどこにも出していないトマトやイチゴを福岡で食べてもらいたかったこと。夜間にほぼ1人で2カ月間開店準備をして、2024年12月にオープンしました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

農薬を使わずに栽培されているイチゴとトマト。美しい…ぎゅっと詰まっていて、甘いこと甘いこと!栽培者は日高輝富さん。胡蝶蘭でジャパンフラワー農林大臣賞等、数々の賞を受賞した実績があるにもかかわらず、すっぱりやめてトマトやイチゴの栽培を開始

告知もせずにひっそりオープンしたため、半年間お客さんがゼロの状態が続いたそう。 そこで店内をDIYし、三角のオブジェを生かしたいと店内をプラネタリウムのイメージに。「走り始めてから考えていく状態ですね。試行錯誤していくうちに、ちょこちょこと来てくださるようになりました」と浜さん。

空間目当てのお客さんも虜になる料理やお酒の数々

料理を監修するのは、糸島にあるフレンチレストラン「TERROIR(テロワール)」オーナーシェフ日下部誠シェフ。糸島の食材のおいしさを引き出すスペシャリストです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「糸島フレンチコース」(8800円)。唐泊漁港沖で一粒一粒籠に入れた状態で大切に育てられた「唐泊恵比須かき」が使われています

出典:リビングふくおか・北九州Web

アニバーサリープレートは2200円(要ワンドリンク注文)から利用できます。専用コースもあります!

写真映えするからお客さんは若い人が多いのかな、と思いきや、熟年夫婦や京都からのリピーターなど、美食家にも愛されているようです。 また、「バー」といえばお酒好きな男性客が多いイメージですが、ここは女性客やカップルが多く、男女の比率はだいたい男性2:女性8。「女性1人で来られる方もよくいらっしゃいます。1人でも安心して飲めるよう、私たち女性の感性を大事にした店づくりをしています」と広報担当のMichelle(ミシェル)さん。

そしてなんと、オーナーの浜さんもMichelleさんもお酒は好きなのにあまり飲めないのだとか。なので浜さんは「お酒が飲めない人もおいしく飲めるカクテルを作ろう」と、ニューヨークや銀座などでカクテルを飲み回って研究。カクテルのレシピはほぼ浜さんのオリジナルです。「バーだけど温かい、バーだけど料理がおいしい、そしてバーだからこそおいしいお酒を提供したい」と話します。

出典:リビングふくおか・北九州Web

オーナーの浜さんと広報担当のMichelleさん。このカウンターは地下1階、コース料理利用者向けVIP席

浜さんが手に持っているのは、最初にレシピを考案したというカクテル。当初の名前は「Feel Living」、現在は「Feel Strawberry」。ウォッカとイチゴがとても合っていて、度数は高めですが生のフレッシュなイチゴを使っているため甘くてさわやか。このほかにもイチゴを使ったカクテルがとても豊富です。

Michelleさんが手に持っているのは12星座カクテルの1つで“水瓶座のカクテル”「Aquarius Pulse」。日本酒ベースですがさっぱりして飲みやすいです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

左が「Feel Strawberry」(2200円)、右が「Aquarius Pulse」(2750円)

珍しい、この12星座カクテルは、12星座それぞれの性格や特性に合わせて考えられています。メニュー表にある詩がカクテルの中身のヒントになっています。カクテルのメニューにはあえて画像を載せず、名前と説明書きだけ。名前も抽象的です。この名前からイメージして、カクテルとの出会いを楽しみましょう。

ちなみにお客さんは1杯目は自分の星座、2杯目以降はインスピレーションを働かせて注文することが多いとか。決めきれない人には、浜さんが世界でモスコミュールを飲み歩いてたどり着いた「どこにも負けない自信があるモスコミュール」の「自家製モスコミュール・ザ・ワールド」(2200円)をおすすめしているとのことです。これも気になりますね…。

※文中価格はすべて税込み。チャージ、サービス料15%別途

非日常的な暗闇の中の温かさ

「サービス料をいただいていますが、だからこそ気持ち良く来ていただけるようにしたい。接客も料理も空間も。それがサービスの目指すところです。お店には人の喜びを自分のことのように喜べるスタッフや、アニバーサリー、お祝い事、記念日、しっかりお祝いをしてくれるスタッフがいます。そんなスタッフたちの待遇をよくしたいのでこの料金設定です。365日、アニバーサリーのお店として利用してほしいと思います」と浜さん。

そう強く思ったのは、プロポーズをしたいという予約の相談が入り、みごと成功した時。「1度来てくださって、雰囲気が良かったので、ということで。オープンして1年たっていないのに、うれしい反面、プレッシャーでもありました。でも料理やタイミングの打ち合わせをして、うまくいって、結婚したらまた来ますと言われ、感動しました。お客さんが来ない時は何度もやめようかと思いましたが、やってよかったと思いました」と浜さん。

オープンして1年と少し、お客さんの要望に柔軟に対応していきながら現在のスタイルに。最近は推しのメンバーカラーのカクテルと一緒に誕生日やイベントをお祝いする推し活利用のお客さんも多く、「推し活プラン」もできたそうです!

出典:リビングふくおか・北九州Web

星を背景に、推し活での推し色のカクテルを撮影できます

おっと…いろいろ驚くことがありすぎて、肝心のお店の名前の由来を聞き忘れるところでした。 「直訳すると感じる暮らし。日常生活で感じることを大切にしてほしい。おいしさの力を誰かと過ごす特別な空間で分かちあい、感じることを大切にしてほしい、とこの名前にしました。暗闇の中の温かさで、家に帰ってきたようにゆっくりしてほしい」(浜さん)とのことでした。

確かに、気が付けばすでに取材時間2時間が経過…楽しくて温かいお店でした。最近感動してないな、という人はぜひ一度行ってみてください。

Feel Living 
福岡市中央区薬院2-13-22
℡050-1721-3326
営業時間 18:30~24:00OS
定休日 日・月曜
https://feelliving.bar/ 
https://www.instagram.com/feelliving_bar/

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

元記事で読む
の記事をもっとみる