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「気づけば3月…」にならないために。年度末に見直したい"人生の棚卸し"チェックリスト

  • 2026.2.7

年度末は”人生の決算月"。30代こそ棚卸しが必要な理由

新年度を惰性で迎えるのか、意志を持って迎えるのか。その差は、3月の過ごし方で決まります。それはどういうことかというと——。

20代は「経験の年」でした。良いも悪いも、とにかくすべては社会経験、人生経験としてやってみることで、自分の向き不向き、好き嫌いを把握する日々。自身の土台をつくるのが20代。

一方で、30代は「選択と蓄積の年」といえます。

-キャリアの方向性

-収入と支出のバランス

-結婚・出産・住まい

-親のこと

-健康課題

あらゆる要素が同時進行するからこそ、一度立ち止まり「現状」を可視化する必要がありるのです。そんな30代で迎える年度末は、仕事の進捗を確認するだけでなく、“人生の進捗管理”をする月としてはどうでしょう。

ということで、今こそ見直しておきたい「人生の5大領域」をチェックリスト形式で紹介します。ぜひあなたの“今”を整理して、考えてみてください。

【キャリア編】この1年で積み上がったものを書き出す

忙しいと、自分の成長を自覚できないまま時間が過ぎます。まずは「できたこと」を棚卸ししましょう。

チェックリスト

-新しく担当した業務は?

-身についたスキルは?

-評価・昇給・役割変化は?

-逆に、負担だけ増えた業務は?

ポイントは、「成果」だけでなく納得感を確認するということ。

-やりがいはある?

-この働き方を来年も続けたい?

-無理を常態化していない?

もし違和感があるなら、年度末は方向修正の好機。

-異動希望を出す

-学び直しを始める

-副業を検討する

小さくても“舵を切る行動”が、来年度を変えます。

【お金編】貯蓄・投資・固定費を数字で直視する

30代は「なんとなく貯金」から卒業すべきフェーズ。感覚ではなく、数字で現状把握をするべきです。

年度末マネーチェック

-年間貯蓄額はいくら?

-生活費は月いくら?

-投資・NISA・iDeCoの運用状況

-保険料は適正?

-サブスク総額は?

おすすめは「年間支出の棚卸し」です。

上記を可視化することで

-惰性の契約

-使っていないサービス

-不要な保険

が浮き彫りになります。そのうえで来年度は

-貯蓄率目標を設定

-投資額を決定

-固定費をスリム化

などを明確に設定して意識していきましょう。“守り”を整えると、将来の不安は確実に軽減します。

【人間関係編】「会いたい人/義務の人」を仕分ける

30代になると、人付き合いの質が人生満足度に直結します。年度末は、人間関係にも“決算”を。

見直しの視点

-会うと元気になる人

-情報や刺激をくれる人

-気を遣いすぎる人

-義務感だけで会っている人

すべてを大切にするのは不可能です。特に見直したいのは、

-惰性の飲み会

-断れない集まり

-比較で疲れる関係

フェードアウトは悪ではありません。時間も感情も有限だからこそ、誰と過ごすかを選ぶことが重要です。

来年度は——

-会いたい人に自分から連絡

-少人数の深い関係へシフト

量より質へ。これが30代の人間関係最適解です。

【美容・健康編】後回し不調を放置しない

忙しさを理由に、自分のケアを後回しにしていませんか。年度末は、心身の“メンテナンス月”でもあります。

体のチェック

-健康診断は受けた?

-婦人科検診は?

-歯科検診は?

-慢性的な疲労はない?

美容の棚卸し

-スキンケアは今の肌に合っている?

-生活リズムは乱れていない?

-睡眠時間は足りている?

30代は「不調の芽」が出始める時期。早期ケアが、40代以降のコンディションを左右します。

【暮らし編】環境を整えると、思考も整う

物理的な環境は、思考のクリアさに直結します。

年度末・暮らしの整理ポイント

-クローゼットの総点検

-1年着なかった服の手放し

-コスメ使用期限チェック

-書類・保証書整理

-デジタルデータ断捨離

「今の自分に必要か?」を基準にして物を減らすと、いいことがたくさん。

-朝の準備が早くなる

-無駄遣いが減る

-判断疲れが減少

結果、生活全体の解像度が上がります。

来年度の自分に引き継ぐ「5つの約束」

棚卸しは、振り返りだけで終わらせないことが重要です。すべての見直しの最後に、“来年度指針”を言語化します。

例えば——こんなふうに。

-無理な残業は月◯時間以内

-貯蓄率◯%を死守

-月1回は会いたい人と会う

-23時就寝を習慣化

-年2回は旅行する

指針を考える際のポイントは、努力目標ではなく行動基準にすること。曖昧な抱負より、具体的な約束を。それが新年度の軸になります。

年度末は「反省」ではなく「再設計」の時間

年度末というと、やり残し、反省、焦りなどに目が向きがち。けれど本質は、過去の精算ではなく未来の設計です。キャリア、お金、人間関係、健康、そして暮らしについてを一度棚卸しするだけで、4月の景色は変わります。「気づけばまた1年…」を繰り返さないために、今年の3月は、仕事の締めくくりだけでなく、人生の棚卸し月間にしてみましょう。

TEXT=東塔愛子

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