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「弟が優先だから」僕の結婚式をドタキャンする両親。妻「来なくて結構♡」妻の正体に青ざめて

  • 2026.4.21

僕は長年、両親が経営する従業員20名ほどの実家の会社で、真面目に働いてきました。しかし、両親は昔から愛嬌があり要領のいい弟ばかりを溺愛し、口下手な僕は家族の中で冷遇される存在でした。そのため僕は、実家の会社で働いてはいましたが、家族と離れてひとり暮らしをしていました。

結婚報告をしたけれど…

そんな僕にも縁があり、将来を共にしたいパートナーと出会うことができました。その女性と結婚式を挙げることになったのです。彼女とは、仕事の付き合いで出会い、最初は仕事の話で意気投合。連絡先を交換し、何度か会ううちに交際に発展しました。

両親に結婚の報告に行った際は、両親から「お前の相手なら、どうせ大した人じゃないだろう」と言われ、両親は妻の勤務先や仕事内容について興味すら示さず……。挨拶もそこそこに追い返されてしまったため、両親は妻の素性を詳しく知らないままでした。

実は、妻は自社の主要取引先の責任者。最近着任したばかりの責任者だったため、経営陣である両親と直接顔を合わせる機会がなかったのです。

結婚式当日にかかってきた電話

そして迎えた結婚式当日。僕と妻が控室で準備を進めていると、僕のスマートフォンに父からの着信が。嫌な予感がしながらも電話に出ると、電話の向こうからは両親と弟の笑い声が聞こえてきました。僕は妻にも聞こえるよう、スピーカーフォンにしました。

父は悪びれる様子もなく「昨日の家族会議で、弟が会社を継ぐことが正式に決まった。今日はそのお祝いで、地元の重要な取引先の社長から急きょゴルフコンペに誘われたんだ。弟を後継者として紹介する絶好の機会だから、お前の結婚式は家族全員欠席する」と告げてきて……。

後ほど聞いた話ですが、弟が会社を引き継ぐことは前々から決まっていたそう。ゴルフコンペの日程もあらかじめ決まっていたのに、あえて結婚式当日まで僕に報告してこなかったようです。

いくら弟がかわいいとはいえ、一生に一度の晴れ舞台を当日にドタキャンする理不尽さに、僕は言葉を失いました。すると、隣にいた妻が静かに口を開きました。

妻の主張に両親は…

妻は「そうですか。実は私、御社の取引を担当している□□会社の者です。結婚式にはいらっしゃらなくて結構です!」とキッパリ告げました。

状況が呑み込めていない両親に、妻は自分の正体を説明。電話の向こうで、両親は言葉を失っていました。父は、

「いや、すいません…少し言い過ぎました! やはり参加させていただきます」と急に慌てて取り繕っていました。母も、「冗談を言っただけでしょ!」と逆ギレしていて……。そんな両親に対し、妻は冷静に返しました。

「身内の冠婚葬祭すら身勝手な理由でなかったことにするような方々とは、価値観が合いませんので」

妻の毅然とした態度に、両親と弟は何も言えなくなってしまったよう。黙り込んでいた僕の家族に呆れたのか、妻はそのまま電話を切ってしまいました。

自業自得の結末

その後、僕は身勝手な家族に愛想を尽かして実家の会社を退職。そして、これまでの経験を生かして別の会社に転職しました。

一方、実家の会社は予定通り弟に代替わりしたものの、現場を知らず経営のノウハウもない弟に、会社を回せるはずがありませんでした。無計画な経営方針や、ずさんな顧客対応がたちまち露呈し、重要な取引先が次々と取引をやめる事態に。会社の経営はあっという間に傾いていきました。

後日、両親と弟は青ざめて僕や妻に泣きついてきましたが、今さらどうすることもできません。結局、弟は「こんなはずじゃなかった」と早々に会社を投げ出し、残された両親は会社をたたんで細々と暮らしているそうです。

僕は今、自分を正当に評価してくれる新しい職場で、妻とともに穏やかで幸せな日々を送っています。これからも、僕のことを信じ、隣で支えてくれた妻を何よりも大切にしながら、2人で前を向いて歩んでいくつもりです。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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