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すっぴんで支援センターに。美人にだけ愛想を振るママが我が子に「いらないよ(笑)」→ 母親は思わず

  • 2026.2.6

すっぴんで出かけた先で感じた、ちいさな違和感。人と人との距離感に、正解はありません。けれど、何気ないやり取りの中で「これは私の考えすぎかな?」と心に引っかかる瞬間があるのも事実です。これは、友人のかずえちゃん(仮名)が支援センターで体験した、少しモヤっとした出来事のお話です。

いつもと違う場所へ、次男とお出かけ

私、かずえは2人の子どもを育てる専業主婦です。長男は幼稚園に通っているため、昼間は次男と2人で過ごす時間がほとんど。普段は自宅や近所のショッピングセンターで過ごすことが多いのですが、その日は気分転換も兼ねて初めて支援センターに行ってみることにしました。

その日はすっぴんでラフな格好でしたが、「ちょっとだけだし」と、そのまま行くことに。着いてみると、支援センターにはすでに2組の親子が遊んでいました。

会話が続かず、感じたささやかな距離感

次男は入室するなり、車のおもちゃに一直線。そこでは、2歳くらいの男の子と、若くておしゃれなお母さんが先に遊んでいました。私は低姿勢で「一緒に遊んでもいいですか?」と声をかけると、相手のお母さんは真顔で軽く会釈。

少し緊張しながらも、無言なのも不自然だし、同じくらいの年齢ならと会話を続けようとして「何歳ですか?」と尋ねました。しかし、返ってきたのは短い返事のみ。無理に話しかけるのも違うかな、と思い、子どもが別のおもちゃに興味を移したタイミングで、その場を離れました。

「たまたま今は話す気分じゃなかったのかもしれない」塩対応にちょっと複雑な思いを抱きながらも、そう自分に言い聞かせて息子の遊びに付き合っていました。

目の前で起きた出来事に、消えないモヤモヤ

しばらくすると、また新しい親子が入ってきました。同じくらいの年齢の男の子と、美人で華やかなお母さんです。その親子が先ほどの若いお母さんの近くへ行くと、雰囲気が一変。

笑顔で「何歳ですか?」「同い年ですぅ! よかったら仲良くしてください〜!」と、先ほどの私への対応とは打って変わって楽しそうに話し始めたのです。その様子を見て私は「もしかして、私の考えすぎかな……」と思いながらも、少し胸がざわつきました。

さらにその後、先にいた4歳くらいの女の子が、年下の子に優しくしようと、おままごとの料理を差し出しました。すると若いお母さんは一瞬その子の親の顔を見てから、子どもに向かって「いらないよー(笑)」と突き返したのです。

女の子のお母さんは私と同じように素朴な風貌。決めつけてはいけないと思いつつも、人を選んでいそうな対応にモヤモヤは拭えませんでした。

分け隔てなく接する姿に、救われた気持ち

その場の空気を変えたのは、後から来た美人なお母さんでした。美人なお母さんは若いお母さんのことなど気にすることなく、私や息子、4歳の女の子とそのお母さんにも自然に声をかけてきてくれたのです。その後若いお母さんはバツが悪そうな顔をして、息子を連れて支援センターを出ていってしまいました。

若いお母さんが意識して人を選んでいたのかどうかは、結局わかりません。でも今回の出来事を通して、「自分はどんな相手にも、同じように接する人でいたい」そう改めて感じたのでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2015年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Mio.T
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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