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小泉八雲ゆかりの島根・松江さんぽ。美肌の湯と民藝も楽しみな1泊2日の週末旅へ

  • 2026.2.4

2025年秋から放送が開始したNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。ドラマのモデルとなった小泉八雲と妻・セツが暮らした松江には、ドラマの舞台にもなった怪談スポットやゆかりの地がたくさん。周辺には「美肌の湯」と名高い温泉地・玉造温泉や民藝の窯元も点在するなど、お楽しみも。2人に思いを馳せながら、ロケ地・松江さんぽを楽しんで。

小泉八雲ゆかりの島根・松江さんぽ。美肌の湯と民藝も楽しみな1泊2日の週末旅へ
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【1日目】『怪談』が生まれた原点の場所「小泉八雲旧居」へ

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机は通常より背が高い特注品。実際に座ることもでき、八雲の世界を体感できる

まずは八雲とセツが新婚生活を送った「小泉八雲旧居」へ。1891(明治24)年の約5か月間、二人が過ごした武家屋敷を、ほぼ当時の姿で保存・公開しています。三方を庭に囲まれ、八雲は中央の部屋から3つの庭を眺めるのが好きだったそう。八雲が書斎として使っていた部屋には、愛用の机と椅子(複製)も展示されています。

「小泉八雲記念館」で八雲の人柄にふれてみましょう

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(左)階段には八雲の家族写真が展示されている (右上)初版本の美しい装丁にも注目 (右下)八雲の生涯を編年で紹介する第1展示室

直筆原稿や初版本をはじめ、八雲愛用の机やキセルなどの遺愛品、妻・セツの英単語の覚え書など、バリエーション豊かな展示内容が魅力の「小泉八雲記念館」。八雲が再話した山陰の『怪談』を聞けるコーナーもあり、八雲の生涯と業績をグラフィックや映像、実物展示で幅広く紹介しています。2階ライブラリーでは、八雲の著書や関連書を閲覧できますよ。

武家屋敷を改装した出雲そばの名店「八雲庵」でランチタイム

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山芋、おろし、うずら卵が盛られた三色割子そば

由緒ある武家屋敷がすてきな「八雲庵」で、本格的な出雲そばをいただきましょう。そばの実を皮ごと引くのが特徴で、しっかりとした香りと味わいが広がります。割子と呼ばれる漆椀に盛られた三色割子そば、コク深い鴨なんばんが特に人気。見事な庭園美もごちそうです。

八雲もたびたび訪れた松江のシンボル「松江城」へ

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「大きな塔(パゴダ)」と八雲が呼んだ天守は、4重5階地下1階付きの造りになっている

1611(慶長16)年に築かれ、国宝に指定された五城のうちのひとつでもある「松江城」は、現存12天守のひとつとしても知られる名城。質実剛健な構えと実践本意の設計が特徴で、各所に残る石垣も見ごたえがあります。八雲は日課の散策で何度もここを訪れ、人柱伝説やギリギリ井戸などの怪異を著書に記しています。

不昧公(ふまいこう)ゆかりの古刹「月照寺」でお抹茶と庭園美を味わいましょう

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幽玄な日本庭園を眺めながら抹茶セットを

朝ドラにも登場した、松江城の西側にある浄土宗の寺院「月照寺」は、松江藩主・松平家の菩薩寺。境内には9代目までの各廟所ほか、不昧公ゆかりの茶室大円庵や、夜な夜な町へ出て暴れたという伝説が残る巨大亀形の寿蔵碑などが立ちます。書院・高真殿では、美しい日本庭園を眺めつつ、不昧公が愛飲した名水で点てた抹茶と、風流堂の銘菓・路芝が味わえますよ。日本庭園が美しい境内散策も楽しんでくださいね。

民藝の窯元「袖師窯」で、暮らしに寄り添ううつわ探し

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スリップウエアが施された陶器のブローチ

1877(明治10)年の開窯から140年以上の歴史を持つ「袖師窯」は、3代目が柳宗悦や河井寛次郎らの指導を受け、民藝の窯として知られるようになりました。現在は5代目が引き継ぎ、地元の陶土と原料を使い、さまざまな釉薬を使い分け、今の暮らしに寄り添ううつわを作陶しています。1階工房ではそのようすを見学できるほか、絵付け体験も楽しめます。2階には販売所もあり、八雲にちなんだアイテムも並んでいますよ。

美人の湯に癒やされる「湯之助の宿 長楽園」でリラックスステイ

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別邸「相生」には庭を望む露天風呂が付く

「天然の化粧水」と称される玉造温泉に建つ「湯之助の宿 長楽園」に宿泊。1万坪もの日本庭園を囲むように、日本最大級の広さを誇る混浴露天風呂、個性豊かな客室を有する本館、1棟貸しの離れなどが点在しています。美肌をテーマにした離れ「相生」は、専用エステルームや露天風呂も備わるスイート仕様。ゆっくりと美肌ステイを満喫できます。

【2日目】玉造温泉の美肌スポットめぐりからスタート

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玉作湯神社の「願い石」に「叶い石」をそっとあてて、パワーを授かる

「美肌の湯」として有名な玉造温泉の温泉街には、キレイを磨くスポットがあちらこちらに。足湯に浸かったり、美肌成分をたっぷり含んだ源泉をお持ち帰りしたり、温泉水を配合したコスメみやげもおすすめです。温泉街のはずれにある玉作湯神社では、石のパワーを授かった、自分だけのお守りづくりも。詳しくは以下からチェックしてみてくださいね。

民藝の精神を受け継ぐ「湯町窯」で、手仕事をお買い物

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目玉焼きをおいしく作る専門の陶器、エッグベーカー

1922(大正11)年に開かれた布志名焼の窯元「湯町窯」。2代目が民藝運動に共鳴し、陶芸家のバーナード・リーチから直接手ほどきを受けました。現在は3代目と4代目がその教えを受け継ぎ、おおらかで力強いうつわを作陶しています。地元特有の来待石(きまちいし)を釉薬の原料に用いた黄釉と青い海鼠釉(なまこゆう)で作るうつわは、代表作のエッグベーカーをはじめ、どこか異国の雰囲気が漂います。

セツも占った「八重垣神社」の鏡の池で、良縁占い

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鏡の池や夫婦杉ある奥の院の森を、八雲は「神秘の森」と称した

縁結びで名高い「八重垣神社」では、境内の奥にある鏡の池で、硬貨を紙に浮かべ、沈む速さと場所で良縁が占えます。朝ドラでも再現されたこのシーンは、実際のセツの娘時代のエピソード。ゆっくり時間をかけて沈んだことから、八雲との出会いが暗示されているよう。
気軽に試せるので、ぜひ占ってみてくださいね。

いかがでしたか? 八雲とセツが紡いだ『怪談』の源流・松江には、朝ドラの舞台にもなった2人のゆかりの地はもちろん、温泉や民藝の窯元など魅力がいっぱい。2人の面影に想いを馳せながら1泊2日の松江トリップを楽しんでみませんか。

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