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同僚「母親なんだから夢は諦めて」度重なる保育園からのお迎え要請。負い目を感じる中、陰口を耳にして?<それも保育士の仕事でしょ?>

  • 2026.2.6

音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは生後5カ月から保育園に通っていますが、ワンオペ育児と仕事を両立するあいかは誰にも頼れない孤独感を抱え、そのストレスから保育園での振る舞いは横柄。わが子への愛情も欠けて見え、保育園の先生たちは心配でなりません。
入園から1カ月、生後6カ月を迎えたはるとくんは急な体調不良を起こすことが増え、そのたびに保育園から入るお迎え要請。あいかは職場の人たちに頭を下げては仕事を早退し、解熱から24時間は登園を控えるという感染症対策のルールのために翌日も出勤できません。さらには、はるとくんを病院に連れていくと毎回のように「大したことない」と診断され、職場に負い目を感じるあいかの苛立ちは募るばかりです。

現状を変えるべく夫婦で話し合わなければいけないと思いながらも、夫は激務。あいか自身も心の余裕がなく、苛立ちを解消できずにいたところ、またも仕事中に保育園から着信……。

しかし、あいかは電話を無視してしまいます。

保育園からの着信を無視すると、職場の電話のベルが鳴り…?

「母親になったんなら自分の夢なんて諦めて、子ども優先しなきゃ」「子ども産む選択したのは自分なんだから」——。

同僚たちの陰口を耳にしたあいかは大きなショックを受け、立ちすくんでしまうのでした。

保育園からお迎え要請の連絡が入った以上、親としては無視できず、それでも職場の人たちにかかる負担がわかっているからこそ、負い目を感じてしまう。そして、負い目を感じるあいかを追い詰めるような同僚たちの陰口……。いったいどうしたらいいのか、こちらまで頭を抱えてしまいますよね。

いずれにしても、同僚たちの態度は褒められたものではありません。シフトに組まれている人員が早退すれば、ほかの人たちの負担が増えるのはたしか。とはいえ、同僚たちもあいかが早退する理由を知っているはずです。にもかかわらず、陰口なんて叩くべきではありません。

耳にしてしまった陰口を自分だけで抱えていては、心の負担になるばかり。また、こうした陰口はハラスメントにつながる危険性をはらんでいます。職場の陰口や嫌がらせなどが深刻な場合には、社内のハラスメント相談窓口のほか、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」といった外部の窓口に頼るのも一つの手です。こちらは各都道府県に設置されており、電話での相談も受け付けています(※番号は地域ごとに異なります)。

一方、職場の人手不足は社会的な課題。余裕を持ったシフトを組むことが難しい職場も多いことでしょう。しかし、子育てをする人が負い目を感じながら働くような環境は、決して健全とは言えません。そうである以上、誰か1人が早退しても問題ない労働環境を整える……。人手の面でも人件費の面でも難しいことではありますが、これが理想的な環境なのではないか、と思ってしまいますね。


著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

ベビーカレンダー編集部

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