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「リーダーなら譲れよ!」全校生徒の代表に選ばれた娘を襲った【理不尽な搾取】息苦しさを抱える娘に、思わず

  • 2026.2.7

学校の代表である「児童会役員」に自ら立候補して当選した小6の娘。親として誇らしく思っていましたが、ある日娘は「児童会って損してる」とこぼしました。リーダーになった途端にさらされた監視の目と、心無い言葉に悩む娘へ、親として伝えた言葉とは? 友人が体験談を語ってくれました。

画像: 「リーダーなら譲れよ!」全校生徒の代表に選ばれた娘を襲った【理不尽な搾取】息苦しさを抱える娘に、思わず

リーダーとして頑張りたい娘

小学6年生の娘は、自分から手を挙げて前に出るタイプです。

今年の「児童会」選挙にも自ら立候補し、見事当選。

児童会とは、中学校などで言うところの生徒会のような組織で、全校生徒の代表として行事の運営や学校生活のルール作りを担う、子どもたちの自治組織です。

リーダーとして頑張ろうとするその姿勢を、私は親として頼もしく、誇らしく見ていました。

役員になった途端、クラスメイトから言われた言葉

しかしある日、帰宅した娘がため息まじりに言ったのです。

「児童会って、損してるかも」

理由を聞くと、最近クラスメイトから心無い言葉を投げかけられることが増えたと言うのです。

「お前、児童会なんだからボール取ってこいよ」
「児童会のくせにふざけるなよ」
「児童会なんだから、グループ譲ってやれよ」

先生に少し注意されただけで、「児童会のくせに怒られてやんの」と笑われる始末です。

勝手に押し付けられるリーダー像

たしかに、リーダーという立場は目立ちます。

しかし、娘は聖人君子ではありません。まだ12歳の子どもです。

ふざけたいときもあれば、失敗することだってあります。

それなのに、学校の代表というという肩書きがついた途端、娘に「完璧な優等生」であることや、「みんなのために損をする役回り」を強要する子が出始めたのです。

厳しい監視の目に晒され、ときには理不尽なことも言われ、娘は息苦しさを感じていたのでした。

向かい風は先頭に立つ証拠?

私は娘にこう伝えました。

「リーダーは『みんなの召使い』じゃないよ。理不尽なことには『嫌だ』って言っていいし、間違えることだってあって当たり前」
「でも、それだけみんながあなたを『リーダー』として意識している証拠でもあるね。先頭に立つ人は、どうしても向かい風を一番に受けちゃうから」

と励ましました。

それを聞いていた夫が「それだけ注目されてるってことかな。ちょっとした有名人扱いだね」と重苦しい空気を変えようと明るく言うと、娘はつられて笑っていました。

リーダーの孤独と理不尽さ。

それを小学生で知った経験は、ただ耐えるためではなく、他人の痛みがわかる優しいリーダーへと彼女を成長させてくれるはずです。これからも娘の「自分らしい挑戦」を、一番近くで見守っていきたいと思っています。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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