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「全然笑わない赤ちゃんね」「えっ」不愛想なのは親のせい? 育児に悩む私。数年後『予想外の未来』が!

  • 2026.2.7

初めての育児は不安なことが多いものです。そんな時育児書に助けてもらうことはたくさんあるのですが、書いてある通りに事が進まないとかえって不安が増すことも……
筆者の友人A子の話をお届けします。

画像: 「全然笑わない赤ちゃんね」「えっ」不愛想なのは親のせい? 育児に悩む私。数年後『予想外の未来』が!

育児書通りの生活リズムを目指して

数年前、A子は第一子の息子の育児に奮闘していました。
元々几帳面な性格だったA子は、育児書を片手に理想通りの生活リズムにするべく一生懸命でした。
わが子のために最善を尽くしたい、その一心だったのです。

ある日、ベビーカーでお散歩をしていた時のことです。
途中にある公園でベンチに座って休憩していると、通りかかったマダム達が息子を見てあやすように笑顔を向けてくれました。
ただ、いくらあやしても話しかけても息子はじーっと無表情のままで。
「あら、全然笑わない赤ちゃんね~」
マダム達に悪気はないのでしょうが、当時のA子はドキッとしました。

愛想がないのは私のせい?

確かにこの子あまり笑わないかも……
言われてみれば、ママであるA子があやしても弾けるような笑い声はあまり聞いたことがないような。
もしかして私が毎日時間やルールに縛られてあまり笑いかけてあげてないから?
子は親の鏡っていうくらいだし、私の必死な顔が伝わってしまっているの?
生真面目なA子は自分の育児の有り様を振り返り、暗いトンネルの中にいるような気持ちで考え込んでしまうのでした。

育児は人それぞれ

それから数年後、A子の息子はよく笑うおしゃべりな小学生になりました。
赤ちゃんの頃の無表情が嘘のように、表情豊かで朗らかな笑顔を見せてくれます。
「あの子の性格もあったんだろうけど、当時は自分のやり方が悪いんだって思い詰めていたの」
「あの時は結構悩んだけどね。私ももっと大らかな気持ちで育てればよかったな。そうしないと自分も苦しいもんね」
今や3児の母であるA子はそう言って、ベビーカーからこちらを見上げる末っ子に優しく笑いかけるのでした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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