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スイング改造の前に“フェースの方向”を見直そう!ドライバー上達レッスン

  • 2026.2.3

ゴルフはスポーツのなかでも、とくに意図した動きができないといわれる。その原因が「細胞や脳に関係する」とわかり、自身も素早く100切りを達成した研究結果をレポート。

斬新な視点と理論が、レベルアップを目指すゴルファーに新しい上達のヒントをもたらす!

フェースの方向という基本をもう1度見直す

フェース系スポーツにおいて、インパクトの際のフェースの状態・挙動が弾道を決定する。グリップから1発でフェースの方向がわかるテニスラケットなどと違い、ゴルフクラブは目視での方向性の確認が必須。ここをおろそかにしてスイングの改造に手をつけてしまうと、何が正しいのかがわからない出口のない調整作業に入ってしまうので注意が必要だ

スクエアかどうかはじつは疑わしい

昔、テレビでプロゴルファーがティーショットを打つのを見ていて、いくらプロでも両サイドに張り出すように群れている観客に打ち込んでしまう恐怖はないのか、と思ったことがありました。たとえ、100球に1球でもミスの可能性があれば、自分はとても打てないと思ったからです。

けれども、今の自分の感覚では(実際に人がいたら平常心ではいられないように思いますが)飛球線方向のある一定の範囲内に、フルショットでも百発百中まとめられる自信はあります。

基本ボールはフェースの法線方向に打ち出されるものなので、振り遅れにならず、方向性さえ担保できればプッシュアウトなどは決して起こらない理屈になります。

ただ、すでに思ったところに打ち込めるようになっていた私でしたが、真っすぐうしろから圧をかけて打ち出せてはいるが、ストレートボールを打っているはずがわずかにフェードする。これは、イラストのように回転軸が右に傾いているからです。

スイング速度が速いため高価な弾道計測器などを使わないかぎり、インパクトでのフェースの挙動の確認は不可能。弾道はフェードといえばフェードなのですが、出力を上げれば曲がり幅も大きくなるという感じで、フェードというよりも曲がりの少ないスライスの疑いもあり、たまにストレートが出ることはあっても、ドローボールにはほぼならないという状態でした。

プッシュアウト的なボールもたまに出るため、わずかにフェースが開いている、またはスイングパスがアウトサイド・インになっていて、インパクトで意図どおりのフェースコントロールができず、意図しない右スピン(回転軸は右に傾斜)が入っていることを意味していました。

リファレンスをたしかにすることの需要さを知る

あるとき、Youtubeを見ていて、とくにドライバーは、ソールしたときに妙に座りがよかったり、その見た目による錯覚も手伝ってスクエアに構えることが意外と難しく、往々にしてフェースが開きやすいという事実を知ります。

これは「リファレンス」と思っていたものが疑われる由々しき事態。これまでスクエアだと信じて練習を積んできた基準そのものが、崩壊してしまうことを意味します。よく、トップで地面に対してフェースが直角になっているとオープンフェース、45度だとスクエアといいますが、トップでの確認はひとりでは難しいので、イラストBのように9時の位置で(前傾を解いて)フェースの状態を確認します。

私の場合は、スタンスでスクエアだと思っている状態から、9時の位置にもっていくと、フェースはイラストCのように、やや上を向いていてわずかにオープンな状態であることがわかりました。そこで、イラストDのようにフェースを垂直に立てて、かつ正面を向くように修正を行なってから、クラブを下ろしてアドレス位置に戻してみます。

すると、いつもの見え方と違い、フェースが被っているように見えて違和感はあるのですが、これがスクエアな状態と心に言い聞かせて普通に打ってみると、私の場合は、これがハマってボールはほぼ真っすぐ飛び出し、ストレートボールが出るようになったのです。

これまでは、出力を上げると右への曲り幅も大きくなる傾向にあったのですが、今回は出力を上げてもわずかに右に寄るだけの真っすぐなボールになりました。このことが示しているのは、これまで弾道を変えるために行なっていたスイング修正の試行錯誤は、まったく意味がなかったということになるのです。

そもそも論なのですが、テニスやバドミントンのラケットでは、グリップが八角形になっていて、手の平の感覚だけでフェースの方向を確実に把握することができます。しかし、ゴルフクラブの円形のグリップは、目でフェースの方向を確認することが必須で、それを補うためにバックラインが入っているグリップがオプションで存在します。

しかし、シャフトから張り出すようにフェースがあるゴルフクラブでは、錯覚も手伝ってスクエアな状態を保つことは難しく意識して行なわなければならなかったのです。そして、そのとき改めて、それまで弾道を矯正するというときにグリップを疑うことをしていなかった自分に気がついたのです。

個人的にはバックライン入りのグリップはあまり好きではないのですが、ことドライバーに関してはアリかと思っています。ただ、バックラインの設定位置を間違えると意味を成しませんので、スクエアに構えられるように厳密に位置合わせをすることが必要です。

私は、これに気づいてからドライバーショットは、狙って打つことが当り前になり、たとえとして適切かどうか解りませんが、五寸釘を狙いを定めて打ち込むようにガツンと打っており、名実ともにテニスのサーブのように狙って打ち込むものに意識も結果も変わりました。

いかがでしたか? ぜひ、参考にして練習してみてください。

文・イラスト=サンドラー博士
●ゴルフ好きの研究者。ゴルフの専門家ではないが、ゴルフ理論は「教える側」という「外側からの視点で組み立てられているから難しい」ということに気づいてからは、「それをどう解決するか」の研究に没頭。出た答えを多くのアマチュアに伝えたく、毎月レポートする。

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