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「でもさ」が口癖の彼氏→私の意見に一度も賛成しなかった2年間。同じことを返し続けた

  • 2026.2.2
ハウコレ

私が何か言うと、彼は必ず「でもさ」と返す。映画の感想も、今日の出来事も、将来の夢も。全部否定から入る。2年間、一度も「それいいね」と言われたことがない。私の言葉に価値はないのだと思うようになっていた。

何を言っても「でもさ」で返される日々

彼と付き合い始めたのは、私が社会人2年目の春でした。穏やかで聞き上手な印象だった彼。けれど、付き合いが深まるにつれて、ある口癖が気になるようになったのです。

「今度の休み、あの映画観に行かない?」と提案すると、「でもさ、評判そんなに良くないらしいよ」。「新しくできたカフェ行ってみたいな」と言えば、「でもさ、混んでるんじゃない?」。私が何か意見を言うたびに、必ず「でもさ」から始まる言葉が返ってきました。

最初のうちは「慎重な人なんだな」と思っていました。でも気づけば、私の提案や意見が採用されたことは一度もなく。彼の「でもさ」の後に続く代替案に、いつも従う形になっていたのです。

私の言葉には価値がないの?

2年が経ったある日、ふと気づいてしまいました。この2年間、彼が私の意見に「いいね」と賛成してくれたことが一度もない、という事実に。

仕事の相談をしても「でもさ、それって考えすぎじゃない?」。将来の話をしても「でもさ、まだ早いでしょ」。気づけば私は、自分の考えを口にすること自体に躊躇するようになっていました。「どうせ否定される」という気持ちが、いつの間にか心に根を張っていたのです。

友人にそのことを話すと、「それって対等な関係なの?」と静かに問いかけられました。その言葉で初めて、自分がどれだけ小さくなっていたか気がついたのです。

同じ言葉を返してみた

それから私は、ひとつ試してみることにしました。彼が何か言うたびに、同じように「でもさ」と返してみることに。

「週末、ドライブ行こうよ」と彼が言えば、「でもさ、天気悪いかもしれないよ」。「この店で食べよう」と言われれば、「でもさ、あっちの方が美味しいって聞いたけど」。淡々と、彼がいつも私にしていたことをそのまま返し続けました。

すると彼は、みるみる不機嫌になっていきました。「なんで最近、俺の言うこと全部否定するの?」と苛立ちをあらわにする彼。「それ、私がずっとされてきたことだよ」と伝えると、彼は黙り込んでしまいました。

そして...

結局、彼は「そんなつもりはなかった」と言いながらも、自分の言動を振り返ることはありませんでした。話し合いを重ねても平行線のまま。私は静かに、この関係を終わらせる決断をしました。

別れた直後は寂しさもありましたが、同時に胸の奥がすっと軽くなるのを感じました。自分の意見を否定されない日常が、こんなにも穏やかなものだったとは。

今は、思ったことを素直に口にできる日々を取り戻しています。「いいね」と言い合える関係の大切さを知ることができたこの経験が、今の私をつくっています。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作しています

が、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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