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サプライズの予定がトラブルに見舞われて→結婚記念日の日、帰ってみると冷凍チャーハンが食卓に

  • 2026.1.30
ハウコレ

結婚して5年。妻との記念日を忘れたことは一度もありませんでした。今年は特別な年だから、とびきりのサプライズを用意しよう。そう思って準備を進めていたのですが、気づけば大切なものを見失っていたのです。これは、不器用な自分が妻を傷つけてしまった、お話です。

秘密の計画

結婚5年目の節目に、妻を海外旅行へ連れていきたいと考えていました。新婚旅行で行けなかった場所に、今度こそ二人で行こう。そのために旅行会社と何度も打ち合わせを重ね、帰宅が遅くなる日が続いたのです。妻には「仕事が忙しい」と嘘をついていました。「当日に驚かせたい」という思いが先走り、心配そうな妻の顔を見ても「あと少しの辛抱だ」と自分に言い聞かせていたのです。記念日の話題を出されるたび、曖昧な返事でごまかしていました。

届かないチケット

記念日の朝、妻が「今日、何の日か覚えてる?」と聞いてきました。もちろん覚えています。でも、ここで答えたらサプライズが台無しになる。だから「ごめん、今日も遅くなる」とだけ伝えて家を出ました。会社にチケットが届く手はずになっていたのです。ところが、届くはずのチケットが届きません。旅行会社に電話すると、手続き上のトラブルで発送が遅れているとのこと。焦って何度も電話をかけ、気づけば夜になっていたのです。

置き手紙

遅くに帰宅すると、家の中が暗く静まり返っていました。リビングには冷凍チャーハンと、一枚のメモ。「お好きにどうぞ」。たったそれだけの言葉が、胸に深く突き刺さりました。妻はいませんでした。その時ようやく、自分がどれほど妻を傷つけていたのか気づいたのです。サプライズを成功させることばかり考えて、目の前にいる妻の気持ちを置き去りにしていました。

そして...

妻が帰宅しても、その夜は何も言えませんでした。翌日、私は正直に「昨日はごめん」と謝りました。言い訳はしたくなかったので、詳しい事情は伝えませんでした。ただ「自分が間違っていた」ということだけは、はっきり伝えようと思ったのです。本当に大切なのは、驚かせることではなく、一緒に喜びを分かち合うこと。来年の記念日は、二人で計画を立てよう。そう静かに心に決めました。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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