1. トップ
  2. レシピ
  3. 今日のご飯、何にしよう…「料理がしんどいと感じる瞬間」限界を迎えた自炊派たちが実践する“生存戦略”とは?

今日のご飯、何にしよう…「料理がしんどいと感じる瞬間」限界を迎えた自炊派たちが実践する“生存戦略”とは?

  • 2026.1.21

自炊は大変…日々の苦労が見えてきた

自炊は大変…日々の苦労が見えてきた
自炊は大変…日々の苦労が見えてきた

「今日のご飯、何にしよう……」。 仕事帰りや家事の合間、冷蔵庫の前で立ち尽くしてため息をついた経験はありませんか? ただでさえ疲れているのに、栄養バランスや予算、冷蔵庫の在庫、そして家族の好みをパズルのように組み合わせてメニューを決める――。そんな「自炊のプレッシャー」に押しつぶされそうになっているのは、あなただけではないようです。

「R&G」が自炊をしている500人を対象に実施した「料理がしんどいと感じる瞬間に関する意識調査」(2025年12月8日~9日)によると、最もしんどいと感じる瞬間は「疲れているとき」(28.6%)であることがわかりました。仕事や家事で疲れ果てた状態でキッチンに立つのは、多くの人にとって大きな負担となっているようです。調査結果を見ると、1位「疲れているとき」(28.6%)に続いて、2位「献立が決まらないとき」(14.4%)、3位「体調が悪いとき」(11.2%)、4位「遅い時間から作るとき」(10.4%)がランクインしました。

特に注目すべきは、上位に身体的・精神的な負担に関する項目が集中していることです。20代男性からは「仕事から帰ってきて疲れてる状態でご飯を作るしかないとき。本当にしんどい。お金もあまりないので外食するという選択肢がない」という切実な声も寄せられています。また、40代女性は「自分が疲れ切っていて、体力と精神的に限界を迎えているとき」とコメントしており、料理には手を動かすだけでなく、献立や段取りを考える知的な作業も含まれるため、疲れているとより一層負担に感じられることがわかります。

料理のどの工程が最もしんどいかを聞いた質問では、圧倒的1位が「献立を考える」(44.8%)でした。実際の調理作業よりも、「何を作るか決める」という頭脳労働の方が負担に感じられているのです。2位「下ごしらえする」(23.2%)、3位「後片付けする」(17.6%)と続きますが、献立を考える負担は他の工程を大きく引き離しています。50代女性は「栄養バランスや家計を意識しながら毎日違うメニューを考えるのは負担が大きくて、時間も取られるのでいちばん大変」と回答しており、家族の好き嫌い、栄養バランス、予算、冷蔵庫の在庫など、複数の要素を同時に考慮する必要があることが負担の原因となっています。

料理の負担を減らすための工夫について聞いた結果、1位は「作り置きする」(29.6%)でした。時間と気力に余裕のある休日にまとめて調理することで、平日の負担を大幅に軽減している人が多いことがわかります。2位「冷凍食品を使う」(17.4%)、3位「まとめて下ごしらえする」(11.2%)が続き、自分である程度の手間はかけつつも、作業の回数を減らす工夫が人気を集めています。一方で、カット野菜、惣菜、宅配サービスなど外部の力を借りる選択肢も挙げられており、「基本は自炊、しんどいときは外注」という使い分けをしている人も多いようです。

今回の調査結果について、管理栄養士の広田千尋さんは「自炊は想像以上に頭も体も使う家事。疲れているときや忙しいときほど負担を感じやすい」とコメント。その上で「全部手作り」にこだわらず、自分に合った無理のない方法で自炊を続けていくことが大切とアドバイスしています。

広田さんは具体的な工夫として、あらかじめ献立を決めておいたり、曜日ごとに調理法やメイン食材を決める「献立のパターン化」を取り入れることで、考える手間を大幅に減らせると提案しています。毎日の食事作りは長く続けていく必要があるからこそ、完璧を求めすぎず、時には手抜きも取り入れながら、自分なりの持続可能なスタイルを見つけることが重要といえそうです。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる