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【探偵ナイトスクープ】騒動やまず…今後の展開は―?出演者への誹謗中傷「やめて」ABCテレビが対応苦慮

  • 2026.1.27

騒動なぜ起きた?業界関係者らの見立ては

ABCテレビ
ABCテレビ

「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)の“炎上騒動”が、新たな局面を迎えています。一般視聴者である小学6年生からの依頼を受け、お笑いコンビ霜降り明星のせいやさんが“探偵”としてロケを行った様子を2026年1月23日(金)に放送した同番組。その内容をめぐりSNSで、出演した一般家族に対する指摘が相次いだのが騒動の発端でした。

こうした状況を受けてABCテレビは、番組の公式サイトで2回の声明を公表。同月26日には、番組の演出に関する詳細を公開しましたが、その内容がさらなる炎上を生み出す形となってしまったのです。

同局は、「普段は基本的に家にいて家事・育児を担当している父親が乳幼児を残して外出する場面、および当該VTRの最後に母親が、『米炊いて、7合』といった発言は、番組の編集・構成上の演出として表現したものです」と公表。さらに、少年からの依頼内容の一部について、「取材・制作の過程において、依頼原文の主旨をもとに番組側とご家族で内容を確認・相談したうえで、放送用に構成・改稿したものです」と明かし、依頼原文の趣旨も併せて説明しました。

ある民放キー局の編成担当者は、ABCテレビが公開した声明について「番組として“致命的なダメージ”を受けそうだ」と、業界人としての見解を明かします。

「今回の企画では、番組の最後に、母親が依頼者の息子に米を炊くよう指示した声が放送されたことも炎上の発端の一つとなりました。これが番組サイドの演出だったというのは大問題です。社会問題となっている『ヤングケアラー』という問題の実態を制作者が真剣に受け止めていれば、声明に書かかれたような演出は行えないはず。依頼内容も、かなりイメージが違うように改稿されているように見えました。視聴者に真摯(しんし)に寄り添い38年間も続いてきた人気番組ですが、視聴者はもちろん出演してくれる人たちからの信頼も失ってしまったかもしれません」

ABCテレビが声明文を出してもなお、収まるどころか勢いを増しているとさえ見える今回の騒動。声明文でも「取材対象者およびご家族の方々が、放送をきっかけに強い批判や誹謗中傷、詮索にさらされ、日常生活もままならない現状について、番組として強い懸念を抱いています」と訴えているほどです。

さらにSNSでは児童相談所に通報したというユーザーも現れ、地元選出の国会議員(※衆院解散・総選挙により肩書は「前職」)が「行政機関と共有し、教育委員会含め丁寧に対応していただくことになりましたので、今後、ご本人や家族に対する接触、誹謗中傷は控えていただくようお願いします」と自身のX(旧ツイッター)でコメントする事態にまで発展しました。

このままでは“番組の存続に関わる危機になりかねない”と、また別のテレビ関係者は個人の見解を明かし、状況を危惧します。

「両親の仕事についてもSNSで拡散されているので、2次被害などの影響が出るかもしれません。一番心配されるのが、依頼者本人を中心とした子どもたちへの影響です。万が一何らかの実害が出てしまえば、局が責任を取るといった局面も考えられ、そうなると場合によっては番組の存続も危うくなるかもしれない。ABCテレビが演出を公表して以降も、誹謗中傷は収まらず騒動はむしろ大きくなっている印象です。過去にない事例で、どこまで被害が拡大するのかは私たち業界関係者にも分かりません」

これまで数多くの名企画を生み出してきた「探偵!ナイトスクープ」。メインで放送する関西地方では特に、熱狂的ファンが多く高い人気を誇る番組ですが、今回の大炎上について制作者らは予測できなかったのではないかと、テレビ関係者の間ではささやかれているそう。

「関西ローカルということもあり、同番組はかなり自由に制作されてきました。攻めた企画をこれまでも数多く放送してきたので、今回の企画がここまで大きく炎上すると思っていなかったのではないかと考えられます。最近ではTVerの普及により視聴者が全国に増え、放送内容がSNSに投稿されるようになっていまが、スタッフたちはそういった現状をどこまで理解していたのか……。人気の長寿番組とはいえ、これほど影響力があるとは思っていなかったという可能性も考えられます」

「通常であれば、炎上しそうな企画はかなり気を使いながら編集や取材をするものですが、声明文を読む限り、今回の企画はどこまで慎重に演出を行ったのか、分からない部分があると感じました。そういった、いわばスタッフの“気の緩み”とも言えるものが結果として大騒動につながったのでは、との見方もあります」(テレビ関係者)

本記事を執筆している同月27日(火)夕時点では、制作・放送したABCテレビへの批判がやむ様子はまだありません。この騒動がどういった形で収束を迎えるのか、多くの視聴者、また業界関係者が注視しています。

(LASISA編集部)

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