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「これで不合格ね!」受験当日、ママ友が娘のお守りをグチャッ。残念でしたぁ♡ママ友絶望のワケ…実は

  • 2026.1.24

私は夫と、中学3年生の娘と3人で暮らしています。高校受験を控えた娘は努力家で、勉強にもコツコツ取り組むタイプ。塾にも前向きに通い、志望校合格を目標に毎日がんばっていました。
受験を控える親として、私にできることは多くありません。体調管理を気にして、生活リズムを整えて、静かな環境をつくること。あとはただ、信じて見守ることだけでした。そんなある日、娘の受験をめぐって、思いもよらない出来事が起きました。 きっかけは、娘と同じ塾に通う子のママの行動でした。最初は、ただ感じが悪い人だと思っていただけだったのですが……。

嫌味な人、でも波風は立てたくなかった

塾の迎えで、ママ友たちと立ち話をしていたときのことです。ママ友が「娘さん、また成績良かったんだってね! すごいね」 そう言われた瞬間、横からトゲのある声が飛んできたのです。その声の主は娘と特に仲の良いお子さんのママ・Aさんでした。Aさんは「どうせカンニングでもしたんじゃないの?」と言い放ったのです。Aさんは成績の話になると、決まって空気を悪くするタイプの人。

娘とAさんの娘は同じ高校を受験する予定で、娘の方が成績が良かったので「嫉妬かな?」と思いました。しかし、私は受験前の大事な時期なので余計なトラブルを避けたいと思い笑って受け流していました。それに、娘たちは大の仲良しなので親のイザコザで関係を崩したくないと思ったのです。ある日、娘がうれしそうに「今日ね、“勉強教えて”って言われたから、一緒に勉強したの! 難しい問題、解けたって喜んでたよ」とAさんの娘と勉強していることを教えてくれました。

子ども同士がうまくいっているのなら、親同士で波風を立てるわけにはいかない。多少感じが悪くても、Aさんとは距離を取れば大丈夫……。私はそう思い、違和感に目をつぶっていました。今思えば、この時点で少し警戒しておくべきだったと思うのでした。

「これで不合格ね!」受験当日の出来事

受験当日。 私は会場行きのバス停まで、娘を見送りに行きました。娘とAさんの娘はベンチに座り、膝の上に問題集を広げて最後の見直しに集中していました。2人のバッグは2つとも、ベンチの端に並べて置いてありました。同じ中学校の指定バッグで、色も形も同じ。私は、盗まれたりしないようにと見守っていました。

娘たちが「一緒に合格しようね!」と励まし合い、周りが見えないほど問題に集中している様子でしたそのとき、背後から「受験当日って、親も気が気じゃないわよね」とAさんが現れました。Aさんは私にそっと「……これで不合格ね」と耳打ちをしてきたのです。その言葉と同時に、Aさんの視線がベンチの端へ向けられました。次の瞬間、Aさんは立ったまま、ベンチの端に置かれたバッグのひとつに手を伸ばし、持ち手に結ばれていた小さなお守りを、ぐしゃっと強く握りつぶしたのです!そして、何事もなかったように背を向けて去っていったのでした。私は凍りついたまま、潰れたお守りをそっと直しました。布はよれて、紐もほつれていました。しかし、よく見ると違和感が……。

実は握りつぶされたお守りはAさんの娘のものだったのです。そのお守りは娘とAさんの娘が一緒に買ったもので色違いのもの……。つまり、Aさんは自分の子のバッグのお守りを潰してしまったのだと気づきました。 私は何も言わず、お守りを元の位置にそっと戻しました。 その間も、娘たちは最後の確認に夢中で、目の前で起きたことにはまったく気づいていませんでした。ちょうどそのとき、バスが到着し娘たちは受験会場へと向かったのでした。私は、遠ざかる背中を見送りながら、胸の奥で静かに息を吐きました。

残った傷と、それぞれの結末

その夜、Aさんから電話があり「受験どうでした〜? まぁ、あんなお守りじゃ神様も不合格にするでしょうね」とケラケラ笑うのでした。私が「ちょっと待ってください!そのお守りは……」と真実を伝えようとしたのですが、Aさんは嫌味を言って満足したのか電話をガチャ切りしたのでした。

数日後、ついに結果発表の日を迎えました。結果、娘は合格しました。しかし、Aさんの娘さんは不合格だったと聞きました。娘がポツリと「お守りがぐちゃぐちゃになっていたのを見て、ずっと気持ちが乱れていた」と当日の様子を教えてくれました。

その後、Aさんの娘さんは受験に失敗したショックから塞ぎ込むようになり、家庭の空気もすっかり変わってしまったと耳にしました。 親の嫉妬心や行動が、子どもにどれほど影響を与えるのか、その現実を突きつけられた出来事でした。

◇ ◇ ◇

妬みや悪意は、結局いちばん身近な人を傷つけてしまう。どんなときでも子どもを信じて守る姿勢こそが、親にできる最大の支えなのかもしれません。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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