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関西で中学受験を一足先に終えた親子から、東京組へ。超直前だからこそ読んで!

  • 2026.1.23

関西で中学受験をした皆様、お疲れ様でした。今年は1月17日が関西で一斉に試験が始まる「統一日」。怒涛の数日が終わり、ほとんどの方が合否が揃ったのではないでしょうか。終わった今だからこそ、声を大にして言えることがあります。それは「中学受験は、終わる」という、当たり前すぎて受験期の真っ只中ではなぜか見えなくなる事実です。我が家も数日前、ついにすべての日程が終了し、時計を見ては「あっ、塾に迎えに行く時間!」などと条件反射的に考えてしまう癖だけが名残として残っています。先にも挙げたように、関西の中学受験は1月の統一日を皮切りに、2日間で怒涛のように多くの学校が終わり、3日目、4日目になると受けられる学校がぐっと減って、まるで台風が通過した後のような静けさが訪れるのですが、この記事を書いている今日は1月23日、我が家はその「台風一過」を迎えました。だからといって、合否の話や結果の話をここでするつもりはありませんし、今まさに戦っている方に向けて余計な情報は一切いらないと、終わった側だからこそ強く思っています。ただ一方で、あと数日後に東京で本番を迎える皆さんに向けて、「直前期にやっておいてよかったこと」だけは、そっと置いていきたいなと思いました。これは必勝法でも、点数が10点上がる魔法でもなく、「あ、これ知ってたらちょっと安心できたかもな」という、小さな小石のような話です。よろしければいくつかご紹介させてください。一つ目です。

過去問の“注意書き”を、あえて直前の今読む

まず一つ目、これは本当に「もっと早くやっておけばよかった」というより、「直前期の今だからこそ、やってよかった」と思ったことなのですが、過去問の冒頭や裏表紙に書いてある、その学校の特徴や、塾がまとめてくれている昨年度の試験傾向を、子どもと一緒に、改めてゆっくり読むという行為です。正直に言うと、私も最初は「いやいや、もう何回も過去問解いてるし、今さら文章読まなくても分かってるでしょ」と思っていましたし、実際、数か月前ならその判断は間違っていなかったかもしれません。けれど、直前期の子どもは、想像以上にアンテナが立っていて、・理科は40問近く出る・国語は書き抜きが多い・算数は基本問題が多いけれど大問2にだけ突然トゲがある年があるなどの「そうそう、それ!」という情報が、ただの知識ではなく、戦略としてスッと入っていくのです。我が家でも「この学校、理科40問だよね、知ってたけど、最初からトップスピードで行かないと時間が足りなくなるってことだよね」などと、親子で同じ方向を向いて確認できたのは、想像以上に大きな安心材料になりました。読んでみて「そんなの知ってるよ」と思えたら、それは本当によく準備してきた証拠ですし、「言われてみればそうだね」と思えたなら、それは直前期に気づけたラッキー案件だと思っていいと思います。2つ目は直前期の少しでも知識を叩き込みたい時に、盲点になりがちなこと。勉強云々とは違うジャンルのお話ですが、すっごく大切なこと。

試験の日に食べるものは、試験の日に初めて食べない

二つ目は、入試の日に食べるものは、その前から何度も食べておく、ということです。はぁ~!分かってるわ!ということかもしれませんが、結構盲点。私もスーパーに行って、いつものラムネを買うつもりでしたが、「おっ!安くなっているからちょっと違うコーラ味でいこうか・・」と選びそうになったところ、中学受験にさして興味のない夫に「いや、いつもと同じで。変に脳みそに刺激を与えなくてもよいよ。食べなれているもので。」と言われました。なるほど。そうかもしれない。帰宅後、本人にも「ラムネ、コーラ味あったけど」と聞くと、「いつもので」と言われました。うむ。食べなれている『いつもの』を用意してよかった。また、真面目で、ルールを守るタイプの子ほど、「試験中は我慢するもの」「周りが食べていないから食べない」という謎のストイックさを発揮しがちなのですが、我が家は前受けの試験でそれを痛感しました。前受の時のこと。お腹が空いたまま我慢し続け、結果として胃が痛くなり、3教科目の理科で実力を出し切れなかったという経験をしました。「これは精神論じゃない」と方向転換しました。それ以降は、小さいおにぎり、すぐ口に入れられるラムネ、水筒に入れ替えたゼリー飲料を用意し、それを本番だけでなく、家での勉強の合間に何度も試しました。ゼリーは小さめの水筒に入れることで、周りの視線を気にせず飲みやすかったようですし、うちの子の場合は、食べた後に明らかに元気になるタイプだということも分かりました。ただし、これは本当に体質次第なので、数日前から試して「お腹がゴロゴロしないか」「逆に気持ち悪くならないか」を確認しておくことが何より大事だと思います。

試験用紙の『実物大』は、意外と大事

三つ目は、塾に実物の試験用紙を見せてもらう、という少しマニアックな話です。我が家には、過去問対策が十分にできていない学校が一校あり、問題傾向は分かっているけれど、実際にどんな印刷で配られるのかが分からない、という不安がありました。市販で売られている過去問には取り組み、問題の中身や傾向は分かっています。ただ、冊子なのか、切り離せるタイプなのか、過去問では見開き1ページなのに本番では6ページに分かれているのか、こういったことは大人からすると「だから何?」なのですが、小学生にとっては、十分に動揺ポイントになります。実際、前受け校で印刷方法が想定と違ったことで、うちの子はかなり面食らったようです。前受だったので、「受けた人全員面食らったんじゃない?」と帰宅後話していましたが、これが本番で起きると結構イタイ。そこで試験2日前というギリギリのタイミングで塾に連絡し、本番に近い印刷のものがないかを確認したところ、苦手な国語だけ実物に近いものを見せてもらうことにしました。もちろん2日前の超直前のため解いてはいませんが、「あ、こんな配置なんだ」と納得できただけで、本人の表情が変わったのは印象的でした。他にもございます。

直前期は“新しいこと”より“納得”

直前期にやるべきことは、新しい問題を解くことでも、難問に挑むことでもなく、「もう知っていることを、納得の形に変えること」なのだと、終わってみて強く感じます。過去問の注意書きを読むことも、食べ物を試すことも、試験用紙を見ることも、すべて点数に直結するかと言われれば、正直分かりません。けれど、「これでいい」「これは想定内」という感覚を増やしてあげることは、確実に子どもの足元を安定させます。直前期の不安は、未知から生まれます。だからこそ、未知を一つずつ既知に変えていく作業が、最後の仕上げなのだと思います。とはいえ、私も直前期に「絶対解けるだろう」と一度解いたことのある過去問を用意し、自信をつけさせるために試したつもりでしたが、大ゴケするという失態を犯してしまいました。こともあろうにその後、子供と喧嘩…みたいな展開になってしまいました。親も人間。菩薩観音のようなニコニコ平安で直前期を過ごすことは至難の業です。ただ、やってしまった!という時ほど冷静になって、子供に素直に謝ること。直前に想定外の点数だったとしても、時間配分や取り組み方は悪くなかったなど良い点を見つけ、フィードバック。直前だからこそ焦らずに、「これが本番でなくてよかった!」という方向にもっていく。実際、この直前の大ゴケが本番での落ち着きに直結したようです。分からないものです。最後に、親御さんに向けてです。

親は、美味しいものを食べて、よく寝る

私は試験の3週間前、「あ、これ、私の方がもたないやつだ」と思いました。子どもの入試のことを考えすぎてしんどくなり、このままでは試験当日に私が先に倒れるのではないかと本気で心配しました。そこで、思い切ってネット漫画を読み始め、今まで読まなかったジャンルに手を出し、完全に現実逃避をしました。試験当日、子どもを送り出した後は、近くの温泉施設にも行きましたし、美味しいお店で楽しく食事をしました。えーー!子供が頑張っているのに、親も同じように削らないと!という発想は分からなくもない。私もそう思っていました。前受までは。ただ、親がどれだけ念力を送っても、戦っているのは子どもです。だからこそ、親は元気でいること、それだけで十分だと思います。終わった本人を笑顔で迎え、「おかえり~!さぁ終わったことは忘れて温かいお家に帰ろう!」と言える精神状態を作りたいものです。中学受験は、確かに一大イベントで、人生の分岐点のように語られることも多いです。んが、終わってみると、

「ちゃんと終わるイベント」でもあります

信じられないでしょ。あれだけ塾に通って、過去問を必死に解いて分析して、毎日のように計算・漢字・理科の直前知識に社会の公民やあれこれ…まだまだ、まだまだ…と走り込んでいましたが、終わる日、来ました。今、東京で数日後に本番を控えている皆さんは、きっと不安と緊張でいっぱいだと思いますが、ここまで来たという事実だけで、もう十分に立派です。どうか、親子ともに、本当によくやってる偉い!立派!もう最高!と言いあって、この時間を過ごしてください。一足先に終えた関西から、心からのエールを込めて。東京組に、幸あれ!!!

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