1. トップ
  2. これどうやって計算するか覚えてる?「秒速10mの時速は何km?」→10秒でチャレンジ

これどうやって計算するか覚えてる?「秒速10mの時速は何km?」→10秒でチャレンジ

  • 2026.2.14
undefined

速さの問題では、秒速、分速、時速の単位変換が求められることがあります。

変換方法を丸暗記することもできますが、「どうしてそうなるのか」を考えて変換できる方が、応用が利くのでおすすめです。

今回は、秒速を時速に直す問題にチャレンジしてみましょう。

問題

秒速10mで進む風の時速は何kmですか。

解答

正解は、「36km」です。

どのように考えればよいか、分かりましたか?

では、次の「ポイント」で、この問題の考え方と計算方法を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「時速=1時間(3600秒)で進む距離」だととらえることです。

時速とは、1時間で進む距離で表された速さの単位です。

つまり、この問題「秒速10mで進む風の時速は何kmですか」は「秒速10mで進む風は1時間でどれだけの距離を進むのですか」と言い換えられます。

問題文の中に速さと時間がそろったとき、思い出してほしいのが次の「速さの関係式」です。

速さ×時間=距離

この問題では、速さは秒速10mで、時間は1時間です。では、10m×1時間をすれば、1時間に進む距離=時速が求められるのでしょうか?

答えは、Noです。なぜなら、速さと時間の単位があっていないからです。

秒速を速さとするなら、時間も秒単位にしなくてはなりません。そこで、1時間は何秒かを考えます。

1時間は60分で、1分は60秒です。よって、1時間は60×60秒になります。

1時間
=60×60秒
=3600秒

これで、速さと時間の単位がどちらも「秒」になりました。あとは、関係式に数値を代入すれば、答えが求められます。

速さ×時間
=10×3600
=36000

時速:36000m

最後に答えの単位をkmに直しておきましょう。

1kmは1000mなので、36000mは36kmになります。

まとめ

今回のような秒速を時速に直す問題は、秒速に×3600をすれば計算が終わります。

しかし、この3600という数字を丸暗記しようとするのはもったいないです。3600は、1時間を秒で表すために60×60を計算した結果です。秒速×3600秒は、速さ×時間の関係式によって、1時間あたりに進む速さ(つまり時速)を求めている式になります。このストーリーを理解することが大事です。

解法を丸暗記して計算できる速さの問題もありますが、応用問題に強くなるには「どうしてそうなるのか」を理解しておくとよいでしょう。ぜひ、暗記に頼りすぎない計算力を身につけてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!

【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集
【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集