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「本当に朝ドラの人?」「予告だけでもすごい」“R-1”王者の監督デビュー・新作映画で、朝ドラ女優の“出演パート”が話題!

  • 2026.2.4

さまざまな活躍ぶりで知られている、人気芸人のゆりやんレトリィバァ。2017年、女芸人No.1決定戦『THE W』第1回大会で優勝。2019年には、アメリカのTV番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演。さらに2021年、『R-1グランプリ』でも優勝に輝いた。そして俳優業でも、Netflixドラマ『極悪女王』で主演を務めるなど、常に注目を集めている。

そんな彼女が、映画監督デビューを飾るのは、自身の恋愛を全て詰め込んだという、妄想と狂気が入り混じる異色作『禍禍女』。本作の主演である南沙良は、これまでに見せたことのない表情や動きでゆりやん監督の期待に応え、“禁断”の演技を披露している。

共演には、現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主演・髙石あかりや、前原瑞樹、前田旺志郎、アオイヤマダ、鈴木福、斎藤工、田中麗奈など豪華な顔ぶれが集結。SNSには「面白そう」「才能を感じる」「予告の髙石あかりさんのブチ切れシーンがすごい」「本当に朝ドラの人?」など、大きな期待が寄せられている。

映画『禍禍女』

2021年、TV番組内で、ゆりやんが映画監督をやりたいと発言しているのを見た高橋大典プロデューサーが、ゆりやんに声を掛け、企画が進行していったという『禍禍女』。ゆりやんの恋愛について話を聞くうちに、“粘着質の恋愛話”を映画化することに決定。監督本人が「私の実際の恋愛を基にした映画を作ったらホラーになりました」とコメントしているが、本編を鑑賞したところ、本当にしっかりとしたホラー作品に仕上がっていた。

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(C)2026 K2P

スキになられたら、死ぬまで逃れられない……。恋をした相手に執拗に付きまとう“禍禍女”の正体とは!?

上原早苗(南沙良)は、同じ美大に通う増村宏(前田旺志郎)が上半身裸でいるところを見た途端、彼を大好きになってしまう。だが、宏は別の女性のことが好きだと分かった早苗は、“暴走”し始める……。

殻を破り演技の幅を広げた南沙良

早苗を演じる南沙良の熱演がとにかく凄まじいのだが、ゆりやん監督は彼女が振り切った芝居ができるように、きっちりとした“話し合い”を設けたという。それを見たスタッフたちは、監督が“ブチ切れ”ていると感じ、ただ事ではない“事件”だと思ったそうだが、これをきっかけに南は殻を破り、監督を納得させた。本作で、南が演技の幅を広げたのは間違いないと思う。

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(C)2026 K2P

禍禍女が好きになる男性たちは、高校の同級生から始まり、どんどん増えていくが、恐ろしい目に遭うキャラクターをキャストたちが全力で演じている。前田旺志郎、鈴木福、斎藤工らの怪演ぶりには目を見張るものがある。

斎藤は、『極悪女王』でもゆりやんと共演しており、監督の熱烈な依頼で本作への出演がかなったという。彼が演じているのは霊媒師役で、アドリブ満載で異彩を放っているので注目してほしい。

朝ドラとはまるで“別人”の髙石あかり

髙石あかりは、複雑な恋愛模様の渦中にいる女性役だが、そこへ禍禍女が絡んできて、とんでもない事態となるキャラクターを体現。前出のSNSのコメントの通り、朝ドラ『ばけばけ』とは全く別人のような演技が最高で、何をやっても巧いと感じさせる。髙石の出演パートも、大きな見どころとなっている。

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(C)2026 K2P

『ばけばけ』では、髙石が演じる主人公・松野トキの家に、借金の取り立てに来る森山銭太郎を演じている前原瑞樹。『禍禍女』で、“キーパーソン”的な役割を担っている前原の怪演も必見だ。

海外の映画祭を席巻中

ゆりやんレトリィバァ初監督作品『禍禍女』は、2025年10月より、世界各国20以上の海外映画祭に正式出品・ノミネートされている。アメリカの第45回ハワイ国際映画祭ではハレクラニ・ヴァンガード・アワードを受賞。カナダの第54回モントリオール・ニュー・シネマ映画祭では観客賞を受賞。イタリアの第8回モンスターズ・ファンタステック映画祭では最優秀作品賞を受賞。台湾の第62回台北金馬国際映画祭ではNETPAC賞を受賞。世界中で大きな成功を収めている。

初監督映画で、才能を発揮したゆりやん。「恋愛映画史上最狂の復讐劇♡」というキャッチコピーが付けられているが、自身の恋愛をホラー描写として表現したのは非常にユニーク。海外の映画祭を席巻しているのは、彼女にしか持ち得ない唯一無二の世界観ならではだと思う。

いよいよ、2月6日から日本での上映がスタートするが、数あるホラー映画に負けない怖さと、独特のコメディとの融合で、観客を魅了するに違いない。監督自ら歌や振り付けを作ったミュージカルシーンもあり、こだわりの美術による大きなセットの中で、南が体を張った場面もあり、見どころ満載。ゆりやん監督渾身のデビュー作を、ぜひ映画館で楽しんでほしい。


※受賞情報や制作の裏側については公式サイトとプレス資料より引用

『禍禍女』2026年2月6日(金)全国公開
出演:南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、前原瑞樹、平田敦子、平原テツ、斎藤工、田中麗奈
監督:ゆりやんレトリィバァ 脚本:内藤瑛亮
配給:K2Pictures
公式サイト:https://k2pic.com/film/mmo
(C)2026 K2P

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ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X(旧Twitter):@KumikoShimizuWP