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「冬になるとネトフリで一気見する」「ドラマ史上1番」“受賞歴”もある9年前の有名脚本家“代表作”、今もやまない絶賛の声

  • 2026.2.14

ドラマ『カルテット』(TBS系)は、2017年1月期に放送された坂元裕二脚本による、冬の軽井沢を舞台にした大人のラブサスペンス・ヒューマンドラマだ。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の実力派俳優たちが共演する。偶然出会った4人はそれぞれヴァイオリン、チェロ、ヴィオラの奏者で、カルテット(弦楽四重奏)を組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。

「みんなの自然な演技にハマる」「キャスティングが最高」4人の豪華俳優陣が共演

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松たか子(C)SANKEI

第一ヴァイオリン奏者の巻真紀(松たか子)は、心配性でネガティブ思考。演奏前は「私、弾けません」と弱気な言葉を口にするが、本番になると堂々とした演奏を見せる。
チェリストの世吹すずめ(満島ひかり)は、寝ることが大好きで、どこでもすぐに眠れる。「みぞみぞしてきた」が口癖で、演奏前に靴下を脱ぎ裸足で演奏する。
ヴィオラ奏者の家森諭高(高橋一生)は、理屈っぽくこだわりが強い変わり者。美容院のアシスタントやVシネマ俳優などの仕事経験があるが、定職には就いていない。
第二ヴァイオリン奏者の別府司(松田龍平)は、冷静で真面目な性格。しかし実は自由人に憧れており、“破天荒な人”と思われたい願望がある。

4人はいずれも、演奏家としての夢を諦めきれなかった30代の男女。カラオケボックスで偶然出会い、弦楽四重奏団『カルテットドーナツホール』を結成する。

しかし、その偶然の出会いには、大きな秘密が隠されていた。物語が進むにつれ、4人がそれぞれ抱えてきた過去や秘密が明らかになってゆく。それと同時に、切ない人間模様が描かれる。ユニット名の『ドーナツホール』は、ドーナツの穴のように何か欠けたところがある人間であることを表している。

松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平らの俳優4人は、それぞれ個性ある愛すべきキャラクターを見事に演じ、誰が欠けても成り立たないカルテットとなった。ネット上では「みんなの自然な演技にハマる」「素晴らしい役者たち」「キャスティングが最高」といった声が多く見られ、演技力の高さが称賛された。

「会話劇がすごい」「名言ばかり」「世界観が好き」冬の軽井沢が舞台の心に刺さる大人のヒューマンドラマ

本作は、4人のテンポ感ある会話劇も見どころのひとつ。“唐揚げのレモン論争”や“ゴミ出し問題”など、日常よくありそうな会話劇が繰り広げられる。

第1話で真紀は「人生には3つ坂があるんですって。“上り坂、下り坂、まさか”」と言って、夫が1年前に失踪したことを明かした。「人生って、まさかなことが起きるし、起きたことはもう元に戻らないんです。レモンかけちゃった唐揚げみたいに」と続け、“唐揚げのレモン論争”へと話をつなげた。さらに、真紀は劇中で度々「上り坂〜下り坂〜そうね人生は、まさか〜」と口ずさむが、物語終盤になると彼女とこの歌との繋がりが明らかになる。

このように、伏線や細かな演出が数多く散りばめられていて、見るたびに新しい発見がある。名言も数多く、例えば、真紀の「泣きながらごはん食べたことがある人は、生きてゆけます」や、すずめの「好きだってことを忘れるくらい、いつも好きです」など、毎回のように名言が登場し、大きな反響を呼んだ。SNSでは「人生のバイブル」「毎回考えさせられる」「言葉選びのセンスがすごい」といった感想が寄せられている。

また、「ドラマ全体の雰囲気や世界観が好き」という声も多い。冬の軽井沢を舞台に4人が奏でる弦楽四重奏は、寒さとは対照的に温かい気持ちにさせてくれる。主題歌は、椎名林檎作詞・作曲の『大人の掟』を、カルテットの4人による番組限定ユニット『Doughnuts Hole(ドーナツホール)』が歌う。ドラマの世界観に合わせた、艶やかでミステリアスな楽曲として注目を集め、作品の雰囲気をさらに盛り上げた。

本作の脚本を手がけたのは、ドラマ『Mother』(2010)や『最高の離婚』(2013)『Woman』(2013)など、数々の名作を生み出した坂元裕二。放送後、『カルテット』は数々のドラマ賞を受賞し、坂元作品の中でも代表作のひとつとして高く評価された。SNSでは、「冬になるとネトフリで一気見する」「至高の一作だと思う」「日本ドラマ史上1番」といった絶賛の声が今も数多く寄せられている。