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「食品偽装じゃない?」大声で脅迫する女性 → 数秒後『そそくさ退店する羽目になったワケ』

  • 2026.1.19

“食品偽装”という言葉を聞いてどんなことをイメージするでしょうか。ニュースで報道されている、テレビの中の映像を想像される方が多いかと思います。しかしもし、面と向かって自分の扱っている商品を食品偽装だと疑われたら……これは脱毛サロンに勤務する私の実体験です。

施術中の呼び出し

ある日、お客様の施術中に入社1年目の後輩から呼び出されました。施術中に声がかかることは滅多にないため、急を要する事態だと、一旦施術を中断し後輩の元へ。

ところが内容は「施術後のアフターティーと共にお出ししているドライフルーツミックスがなくなってしまった」というもの。発注を忘れてしまったらしく、半泣きの後輩をひとまずなだめました。

お客様の一言

私は「とりあえずコンビニで似たようなドライフルーツを買ってきて」と指示し、施術室へ。しかしそのやり取りが聞こえてしまったのか、お客様から「在庫管理はちゃんとしないとダメね」と声をかけられたのです。

施術を中断したことを謝罪し、在庫管理の不備についても平謝りしました。施術後にはアフターティーと共にドライフルーツをお出ししましたが、そこで思わぬ展開が待っていたのです。

“食品偽装”

ドライフルーツを口にした途端、「これ、コンビニで買ったものを袋に入れ替えたんでしょ? 食品偽装になるわよ!」と大声で言い出すお客様。フロントにはその方しかいませんでしたが、施術室には他のお客様もいらっしゃいます。大声は当然、他のお客様の耳に入ったはず。

私が焦りながら確認しようとした瞬間、先ほど半泣きだった後輩が毅然とした態度で応じたのです。「これはいつものドライフルーツです。在庫を確認したら1箱残っていました。それに、袋だけあって中身がないなんておかしいですよ。偽装なんてしていません」と笑顔で説明。丁寧な口調ながら、その瞳は真剣そのものでした。

日々成長する後輩

お客様は居心地が悪くなったのか、「あっそ」とだけ言い残し、会計を済ませて退店。その直後、施術室からは他のお客様たちの拍手が聞こえてきました。

今回の出来事をきっかけに、店舗全体で在庫管理を徹底することに。半べそをかいていた後輩が、堂々と説明する姿に私自身も背筋が伸びる思いがしました。後輩の成長を目の当たりにし、私も改めて責任感を持って仕事に向き合わなければならないと感じた一件です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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