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冷凍庫がパツパツ! 伯母からの仕送りが「業者レベル」→ おすそ分けした人の『まさかの誤解』にクスッ

  • 2026.1.17

筆者の話です。
夫の転勤で関西にいた頃、伯母から届く『大きな発泡スチロール』がありました。
箱を開けるたびに広がった気持ちが、ある出来事でそっと深まって──。

画像: 冷凍庫がパツパツ! 伯母からの仕送りが「業者レベル」→ おすそ分けした人の『まさかの誤解』にクスッ

届いた箱

新婚時代、夫の転勤で関西に暮らしていた頃のことです。
ある日「新鮮な魚が食べられんやろう」と、伯母から大きな発泡スチロールが届きました。
ふたを開けると、冷凍魚がぎっしりと並び、思わず息をのみました。

半年に一度の『伯母からの便り』のようで、箱を開ける瞬間はいつも胸がふわりと温まります。
実は私は魚があまり得意ではなかったものの、その気遣いがうれしくて、届くたびに心の奥がほころんでいきました。

増える魚

ただ、ありがたい気持ちとは裏腹に、量は想像以上でした。
冷凍庫はすぐにいっぱいになり、夕食のたびに魚料理を考える日々に。
二人暮らしの生活、焼いても煮ても量はほとんど変わらず、冷凍庫の景色は同じままでした。

週末の献立を考えるのが、少しずつ『悩みごと』になっていきました。
それでも、箱が届いた日の伯母の思いを考えると、むげにはできず、ひとつずつ丁寧に扱おうと心に留めながら、魚と向き合う日々が続いていきます。
そんな『うれしい困りごと』が、知らないうちに日常の一部になっていったのです。

まさかの誤解

やがて本当に食べきれなくなった頃、社宅の人に「よかったらどうですか?」と声をかけました。
すると相手が目を丸くし「えっ、ご実家、お魚屋さんなん?」と驚かれてしまいました。
その反応があまりに素直で、思わず笑ってしまうほど。
伯母が送ってくれる魚の量が、そんなふうに『うわさ』のように伝わってしまうほどだったのです。その言葉を聞いた瞬間、伯母のやさしさの大きさが、改めて胸にしみていきました。

温かな記憶

伯母はただ「離れて暮らす私たちに、おいしいものを食べさせたい」と思ってくれていたのでしょう。
苦手だった魚も、あの頃だけは自然と手が伸びていました。
料理をしながら、伯母の姿や声がふと浮かぶこともありました。

今でも発泡スチロールを見ると、あの大きな箱といっしょに届いた伯母のまっすぐな気遣いを思い出します。
誤解まじりの一幕まで含めて、あれは今も心をそっとほぐす『懐かしい贈り物』です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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