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「新人が辞めるのは私のせいじゃない」と思い込むベテラン職員。同僚の『核心を突いた一言』にフリーズ

  • 2026.1.17

あなたの自己評価は正確ですか? 筆者の知人Aさんは、聞き上手で相談役になることが多いタイプ。そんなAさんが職場での相談で気がついたことは、「人の自認はあてにならない」という驚きの事実でした。

画像: 「新人が辞めるのは私のせいじゃない」と思い込むベテラン職員。同僚の『核心を突いた一言』にフリーズ

職場でトラブル発生

Aさんは介護系の仕事をしている女性。今の職場で働くのは5年目で、優しい雰囲気のためか相談を持ちかけられることが多くありました。

現在の職場は離職率の高さが課題となっており、その一因の1つとなっているのがベテラン職員のTさんの存在です。Tさんは仕事のスキルこそ抜群ですが、指導が非常に厳しく、新人がその言い方に耐えかねて辞めてしまうことが続いていたのです。

最近入った新人のYさんは、これまでの新人とは違い、Tさんに臆せず言い返すタイプでした。その結果、職場はTさんとYさんの喧嘩で殺伐とした雰囲気に。

業務に支障が出ています

T「こうやってって言ったよね。記憶力ないの?」
Y「その時は別の方法を指示されました。記憶力がないのはそちらでは?」

2人の衝突はエスカレートし、必要な申し送りさえ滞るなど、業務への影響が出始めていました。

中立の立場を貫き話しかけやすいAさんは、TさんからもYさんからも相談を受けていました。

Tさんの自認は「優しい先輩」?

現場の状況を危惧したAさんは、それぞれの話を聞くことにしました。

ある日、ベテランのTさんが「Yさんのあの言い方、トゲがあって困るわよね」とこぼした時のことです。Aさんは思い切って、核心を突く言葉を伝えました。

「言っちゃ悪いけど、あなたの方が言い方キツいよ」

するとTさんは心底驚いたようでした。「え? 私の言い方がキツい? ……むしろ、丁寧に指導してあげているつもりだったんだけど」

これまで多くの後輩が去っていった原因が自分にあるとは、微塵も思っていなかったのです。

「そっか。私の言い方ってキツいのか」とショックを受け、考え込んでしまったTさん。Aさんはこの対話が、職場が変わるきっかけになればと願わずにはいられませんでした。

人の振り見て我が振り直せ

その後、Tさんの言動が劇的に変わったわけではありません。長年の振る舞いをすぐに変えるのは難しいものです。

「自分の評価と、他人からの評価はここまでズレるものなのか……」

Aさんはこの一件を通じ、自分自身の振る舞いもまた、周囲にはどう映っているかわからないのだと身が引き締まる思いがしたと言います。

自分で自分を正しく評価するのは難しいもの。だからこそ、時には周囲の声に耳を傾け、自分を客観的に見つめ直す勇気を持ちたいものですね。その積み重ねが、自分も周囲も大切にできる、心地よい関係性へと繋がっていくはずです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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