1. トップ
  2. 恋愛
  3. 夫「洗濯、オレに任せてよ!」しかし、部屋に広がっていたのは──家事分担の『落とし穴』にゲンナリ

夫「洗濯、オレに任せてよ!」しかし、部屋に広がっていたのは──家事分担の『落とし穴』にゲンナリ

  • 2026.1.12

洗濯や掃除、食事作りに後片付け。避けては通れない家事の数々。面倒だなと思いながらもなんとかこなす毎日です。筆者の友人B子の夫は洗濯が好きなようで、それを聞いた時はうらやましいと思いましたが……。

画像: 夫「洗濯、オレに任せてよ!」しかし、部屋に広がっていたのは──家事分担の『落とし穴』にゲンナリ

洗濯好きを公言する夫

B子と夫は結婚にあたり家事分担について話し合った結果、洗濯は夫の担当になりました。
「洗濯するのが好きなんだよね! オレに任せてよ!」

おぉ~、そんなに好きなら任せて安心だわ。
洗濯好きの夫で良かった~。
B子は内心嬉しく思ったものでしたが。

ある日のこと。夫婦揃って仕事から帰宅後、それぞれの担当の家事を片付けていると。
「B子~、洗濯物を干すハンガーがもうないんだけど」
夫が困った様子で声をかけてきました。

洗濯とは

え? ハンガーなら余裕を持って用意してたはず。
そんなに洗濯物溜め込んでたっけ?
B子が夫の様子を見に行くと、そこには前回の洗濯物が乾いた状態でピンチハンガーにたくさん干されています。
それを横目に、夫は新しい洗濯物を干す場所がない、と言っているようでした。
「え~と。まずは乾いた洗濯物をハンガーから外してから新しいものを干したら?」
B子はごく自然な疑問として伝えました。しかし、返ってきたのは驚きの言葉でした。

毎日くり返される家事

「え~、オレ取り込んだり畳んだりはきらいなんだよね。干すまでが好きだから」
……ん?
夫の独特なこだわりに最初は頭に入ってこなかったB子でしたが、「家事は趣味じゃないんだから!」と、すぐに怒りが湧いてきました。

「好きとかきらいとかの問題じゃないの! 家事は最後まで終わらせて初めて完了するものだよ。畳むのがそんなにいやならハンガーをもっとたくさん用意するっていう方法もあるでしょう。どう分担すればうまく回るか、一緒に考えてよ」
B子は自分の思いを正直に伝えました。

夫は少しの間考え、「分かったよ。確かに中途半端だった」と乾いた洗濯物を畳み始めました。
生活するうえで欠かせない家事に、好きもきらいもない。やらなければ溜まっていくだけ。
その後もB子は、「畳む」「しまう」と目立たない工程がいかに大切かを話し合い、夫も家事の全体像を理解しようと歩み寄ってくれました。

それから十数年経った現在、夫はなんでもそつなく家事をこなす頼もしい存在です。
「好き」をきっかけに始まった担当でしたが、今ではお互いの生活を支え合う、本当の意味での「分担」ができています。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

元記事で読む
の記事をもっとみる