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育児相談をすると、実母は「だからアンタはダメなのよ」でも義母は──『親の影響力』を実感した話

  • 2026.1.8

親の発言の影響力は強く、子どもの性格にまで及ぶというのは本当かもしれません。
今回は筆者の実体験をご紹介します。

画像: 育児相談をすると、実母は「だからアンタはダメなのよ」でも義母は──『親の影響力』を実感した話

夫と真逆の性格の私

私の夫は超ポジティブで、メンタルが強く切り替えが上手い人です。
しかし私はというと、なんでもネガティブに考え込んでしまうという、まさに真逆の性格なのです。

「どうやったらそんなにポジティブに考えられるのだろう」と、自分と夫との違いを不思議に思っていました。

母のダメ出しに、「やっぱり私はダメなんだ」と実感

ある日私が実母に会うことがあり、最近の育児相談をしていました。
しかし実母は私の話を遮りまくり、育児のダメ出しを連発。
夜泣きの対応や食事の進め方など、私が試行錯誤している一つ一つの努力を否定するような言葉が続きました。

そして最終的には、まるで私という人間すべてを否定するかのように、

「だからアンタはダメなんよ!」
「アンタは昔からダメだから~!!」

そう笑いながら言われ、私も愛想笑いをするしかありませんでした。

「アンタはダメ」と言われてしまったことで、しっかり傷付いていた私。
それでも言い返すことはなく、「やっぱり私はダメなんだ」と、何故か納得してしまう状態でした。

ふと思い立ち、同じ話をしてみると……

ある日義実家にお邪魔していた際、最近の子育てはどうかと、義母に質問されたのです。
ふと実母に言われたことを思い出し、実母に言ったことと、全く同じことを義母に話してみました。

(やっぱり実母に言われたみたいに、ダメ出しされるのかな……)

そんな思いもありましたが、義母の対応は私の予想とは全く違っていたのです。

私を一切否定することなく、ありのままを受け止めてくれて涙

義母は私の目を見て相槌を打ちながら、途中で話を止めることなく、最後まで親身に話を聞いてくれました。そして、

「それは大変だったよね、よく頑張ってきたね」

そう言われて、私は自然と涙が出そうになりました。
義母は私を否定することなく、ありのままを受け止めてくれたことが本当に嬉しかったのです。

私が嫁だから、気を遣っている部分はあるかもしれませんが、夫に聞くと「俺の母さんは昔からあんな感じ」だと言います。
夫と義母の会話を聞いていても、義母は話を最後まで聞いてから、相手を思った発言をしてくれていました。

私は義母と実母との違いに、ただただ驚いてしまったのです。

私は我が子にこんな思いをさせたくない。ネガティブな連鎖を断ち切る

親の言葉や愛情が、子どもの心の土台、すなわち「自己肯定感」を築く上で極めて重要な役割を果たすことは、様々な場所で語られています。

全てを親のせいにするつもりはありませんが、私の自信の無さやネガティブ思考は、ずっと親に「だからあんたはダメなんだ」と言われ続けてきた部分も大きいのでは、と改めて確信しました。
私や夫の生まれ持った性格の違いももちろんあるでしょうが、親や周りの影響もかなり大きいのではと、改めて思ったのです。

そして息子には私のような思いはしてほしくないと思うので、実母を反面教師にして、このネガティブな連鎖を私の代で断ち切ると決めました。「息子を一人の人間として認めること」「自己肯定感を高く持てるように」を重要視し、親の影響を理解した上で、大切に育てています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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