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【京都】2026年に訪れたい“馬の神社” 丙午年に注目、伏見の古刹「藤森神社」

  • 2026.1.1

2026年は丙午(ひのえうま)年。干支にちなんで、馬にゆかりのある神社が注目を集めています。京都にも馬信仰で知られる神社はいくつかありますが、今年訪れたい一社として外せないのが、伏見区の古刹「藤森神社」です。

丙午年に訪れたい伏見の古刹「藤森神社」

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2026年は丙午(ひのえうま)年。干支にちなんで、馬にゆかりのある神社が改めて注目を集めそうです。
午年に訪れたい神社としては、絵馬発祥の地とされる貴船神社、神馬で知られる上賀茂神社や下鴨神社などが挙げられますが、本命とも言えるのが伏見区の「藤森神社」です。

アクセスはJR藤森駅、京阪墨染駅から徒歩約5分ほど。境内には駐車場もありますが、繁忙期は混み合うため、公共交通機関の利用がおすすめです。
また、藤森神社は紫陽花の名所としても知られ、初夏には多くの参拝者でにぎわいます。

今回は、境内に点在する「馬」にちなんだ見どころを中心にご紹介します。

境内に入ってまず目を引くのが、拝殿に掲げられた巨大な絵馬。美しい馬が描かれ、迫力ある絵馬で、多くの参拝客が絵馬の前で足をとめていました。

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まずは、京都市指定文化財の本殿へ参拝。

藤森神社は、勝運・学問・馬の神様として地元を中心に信仰を集めてきました。平安時代より前から当地で信仰されていたと伝わり、祭神には素戔嗚尊、神功皇后、舎人親王などが祀られています。
古くから武運長久や勝負事、学問成就のご利益を求めて参拝され、現在でも競馬関係者や競馬ファンの姿が多く見られます。

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躍動感のある神馬像は、馬の守護社としてまた藤森祭の「駈馬神事」を象徴する存在として、駈馬保存会により昭和60年(1985)に建て直されたものです。

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手水舎にも注目です。吐水口は馬の姿をかたどった馬の神社らしい意匠です。
また、手水鉢の台石については、石川五右衛門が宇治・塔の島十三重塔の第7層(または第9層)を取り外し、寄進したという伝説も伝えられています。

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絵馬舎は、現在の拝殿を賜る以前に使用されていた拝殿を移築して活用したもの。

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内部には、慶長18年(1613)奉納と銘のある絵馬をはじめ、迫力ある馬を描いた奉納絵が数多く掲げられており、一見の価値があります。

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藤森神社の名を全国に知らしめているのが、毎年5月5日に行われる「藤森祭」。
中でも「駈馬神事(かけうましんじ)」は、逆立ちや藤下がりなど、曲芸的ともいえる勇壮な馬術が最大の見どころです。
境内の参道は「馬道」とも呼ばれ、神事との深い関わりを感じさせます。

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宝物殿では、重要文化財の紫絲威大鎧をはじめ、火縄銃や大筒などの社宝を展示。さらに、馬の社にちなみ、日本各地の馬の郷土玩具や、世界各国の馬のミニチュアも並びます。
近年奉納された太刀「鶴丸」の写し刀や「一期一振」の写し刀も展示されており、入場は無料です。

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社務所では、守札や御朱印、おみくじを授与。
馬をかたどった愛らしい馬みくじも用意されています。

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そのほか、馬ストラップや金の馬など、藤森神社らしい授与品も充実しています。なお、午年の縁起物(神矢、熊手、干支置物など)は、令和8年(2026)の正月からの授与されます。

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境内には自動販売機も設置されており、白馬がデザインされたラッピングも、さりげない見どころのひとつです。
藤森神社は、馬との深い関わりを今に伝える、京都でも屈指の「馬の神社」。巨大絵馬や奉納絵、神馬像、駈馬神事など、随所に馬信仰の歴史と迫力が息づいています。
丙午年を迎えるにあたり、勝運や前進の願いを込めて、ぜひ訪れたい一社です。

基本情報

名称:藤森神社
住所:京都市伏見区深草鳥居崎町609
お問い合わせ:9:00〜17:00
HP:https://fujinomorijinjya.or.jp/

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