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北野天満宮に行くなら、立ち寄りたい2軒。京都さんぽの大定番観光地と、寄り道スポット案内。

  • 2026.3.17
天暦元(947)年に創建された、全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。学問の神様として知られる、菅原道真公を祀る。梅の名所としても親しまれ、毎年2月初旬から3月下旬にかけて特別公開される梅苑は、色とりどりの花とほのかな香りに包まれる。毎月25日に開かれる縁日・天神市も骨董市として人気が高い。京都市上京区馬喰町 075‒461‒0005 7:00~17:00 無休 拝観料境内無料 宝物殿¥1,000

梅を愛でたあとは珈琲と骨董を。

奈良時代、日本で花見といえば桜ではなく梅だった。『万葉集』では、梅を詠んだ歌が桜の倍以上にのぼるほど。そんないにしえに思いを馳せたくなるのが早春の『北野天満宮』だ。境内には約1500本の梅の木が植えられ、白や紅の花が目を楽しませるとともに、ほのかな香りがあたりを包む。2月から3月にかけて公開される梅苑では、珍しい品種を愛でるのも、この季節ならではのひととき。
梅を堪能したあとは門前の名物『粟餅所・澤屋』の粟餅や『坂田焼菓子店』での買い物も捨て難いけれど、一条通へと移ってきた『伴奏珈琲店』へ。かつての喫茶店を改装した空間はミニマルで、扉越しに入る日差しも心地よく、上質な音楽とともに余韻に浸らせてくれる。
もうひとつ、北野天満宮といえば毎月25日の天神さんを思い浮かべる人も多いだろう。骨董つながりで足を運びたいのは『こっとう画餅洞』。時代も国籍も問わず、日々に取り入れやすい器から、存在感のある民間仏までが並ぶ。骨董と向き合う時間もまた、界隈の散策の楽しみだ。

〈北野天満宮周辺の立ち寄りスポット〉

伴奏珈琲店

2025年9月に一条通へ移転。深めの自家焙煎コーヒーと、つかのま誘ってくれる非日常感は変わらないまま。コーヒー¥600、チーズケーキ¥600。京都市上京区西町22‒5 なし 13:00~23:00 火水休

こっとう画餅洞(わびんとう)

’24年に同じ今出川通沿いを西へ移転し、北野天満宮の近くに。民間仏を引き立てる漆喰壁の空間となった。京都市上京区今小路通御前通東入ル西今小路町815‒1 075‒467‒4400 13:00~19:00 不定休

photo & edit & text : Mako Yamato illustration : Junichi Koka

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「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

出典 andpremium.jp

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

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