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【シェフ三國の冬はこってり系】チーズをソースに!?ブイヨン使わず「豚肉のカマンベールソース」作ろう!

  • 2025.12.26

トロっとしたチーズは見た目にもおいしそうですし、寒い冬にはなぜか温かいチーズ料理が食べたくなりますよね。そんなチーズの中でも好きな人が多いカマンベールチーズを、なんとソースにしてしまったのが三國シェフ。おなじみのYouTubeで今回も楽しそうにレシピを紹介していましたので、さっそく作ってみました!




三國シェフはフランスで腕を磨いた後、長年日本のフランス料理界を牽引してきた一流シェフ。2025年9月にはカウンター8席だけの店「三國」をオープン、YouTube「シェフ三國清三」や、SNSでも「chef_mikuni」としてレシピなどを配信しています。

三國シェフの「豚肉のカマンベールソース(Porc au sauce camembert)」の材料と作り方

【材料】※2〜3人分
豚もも肉(塊)…250〜300g(脂少なめがおススメ)
玉ねぎ…100g
にんにく…1かけ
白ワイン…80ml
生クリーム…70ml
カマンベールチーズ…1個(市販のもの)
青ねぎ…たっぷり(パセリでも可)
塩…適量
白こしょう…適量
無塩バター…10g
オリーブオイル…小さじ2



豚もも肉はそぎ切りにしておきます。
玉ねぎは少し厚めに切っておきます。
にんにくは薄切りにしておきます。
カマンベールチーズは8~10等分くらいに切っておきます。
青ねぎはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:15分
1. フライパンにオリーブオイルとバターを入れて強火にかけます。



2. バターの色が変わったら豚肉を一気に入れ、軽く塩と白こしょうを振ります。



3. 色がついたら裏返し、赤みが少し残った状態でバットにあけておきます。



4. 強火のまま玉ねぎを入れて炒めます。



5. 色がついてきたら白ワインとにんにくを入れ、フライパンについた肉の旨味をこそげながら煮詰めます。


6. 半分くらいに詰まったら生クリームとカマンベールチーズを加え、中火にしてカマンベールチーズを溶かします。



7. 3の肉を戻して強火にします。



8. 味が薄ければ塩、白こしょうを足し、青ねぎを入れて火を止め、余熱で肉とソースを絡ませます。



9. 器に盛りつけて出来上がりです。



オリーブオイルとバターを同時に使う経験はほとんどなかったのですが、確かにバターだけではしつこくなりますし、オリーブオイルだけでは風味が物足りないので、この使い方は一理あると思います。特にこのレシピでは脂の少ないもも肉を使いますので、すごくいい使い方だなと感心しました。出来上がりをさっそく口に運ぶと、チーズの香りが鼻をくすぐり、そこに生クリームと白ワインが加わった濃厚なソースが、さっぱりしたもも肉をおいしくしていました。チーズが入るので、最初に肉に振る塩は少なめにしたのですが、最後に少しだけ加えた塩が丁度よかったようで、肉の旨味もしっかりと味わえました。彩りが寂しいので青ねぎをちょっと多めにしましたが、好きな人はもっと多めにしてもいいくらいアクセントになっていました。

チーズ好きなわたしは、料理に使うよりもワインに合わせて食べてしまうことが多いので、たいていブリーチーズかブルーチーズ、もしくはシェーブルといったちょっとクセのあるチーズを選びがちです。なので今回、久しぶりにカマンベールチーズを買ったのですが、箱を開けてみてびっくり!中身が驚くほど小さくなっていました。え?こんなに小さくなかったはずと思ったのですが、以前は100gだったのが現在は90gになったそうです。たった10gと思うかもしれませんが、1/10減るというのはかなりのインパクトで、箱を開けたとき、本当に目を見開いてしまいました。

価格高騰であらゆる食品が影響を受けていますが、価格を上げるか中身を減らすかという2択になった場合、どちらを選択するのかは大きな問題だと思います。消費者としては価格が上がるのは避けたいと思うのですが、だからといって中身が減ると今回のようにがっかりしたり、場合によっては2個買わなければならない事態に陥ったりもします。どちらも避けたいというのはわがままな意見だということは重々承知ですが、なんとも世知辛い話だと思うこの頃です。

冬らしいおいしい料理ができますので、ぜひ作ってみてください!

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